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ノートが綺麗でも成績は底辺だった私が膨大なメモに救われた日。

仕事

2020.09.30

横峰沙弥香の連載バナー

 

記録することが生きがいです。

 

これはもうフェチと言っていい領域ですね、ノートが文字で埋め尽くされるのを見るとゾクゾクします。

 

古くは小学生時代。授業内容そっちのけでノートのレイアウトを仕上げることのみに夢中になっていた私は、ノートの内容とは反比例して成績が悪いという残念な子どもでした。

 

だって、私にとって重要なのはノートの仕上がりだけ。ひたすら記録とレイアウトに精を出せるという意味でどんな授業も大好きだったけれど、内容はさっぱり頭に入ってこなかった。

 

真面目な授業態度、整然と記録されたノート、そしてほぼ底辺の成績で周りの大人たちを混乱させながら私はすくすくと成長し、その間まったく生き方を変える努力もせずに今に至るわけなのですが…。結局は膨大な記録のうちのひとつである“育児記録”が、行き詰まっていた自分の仕事を大きく好転させることになったため、なんでも続けていれば役に立つこともあるんだなあと不思議な感慨を覚えます。

 

記録フェチ歴30年の私が行き着いた先は…

36歳になった今では記録スタイルもある程度確立されて、さすがに目にしたものすべてを逐一記録するような病的な勢いはなくなったのだけれど。ふと思いついたことや気になったものをすかさず記録できるよう、小さなノートを肌身離さず持ち歩いています。

 

そこには、レイアウトを気にせずなんでも書き込みます。立ったまま書くこともあるのでノートの中はぐちゃぐちゃ。1日の終わりにそのノートを見返して、タスク的なものは終わらせるか予定に入れる。買い物メモはスマートフォンのリストに整理し、使えそうなメモは仕事のアイデアを練る際に使うちょっといいノート(重要)に書き写します。イラストで残したメモは写真に撮ってiPadの画像フォルダに保存、作画の際に下書きとして使います。

 

情報を整理する時間を1日の終わりに取ると頭がスッキリしますし、翌日なにをするべきかをいちいち考える必要がなくなるのでスムーズに事が運びます。子どもたちにまつわる予定外のタスクが勃発しても慌てることが(それほどは)なくなって快適。

 

考える事が苦手でアドリブに弱い私には、いちいち紙に書き出して作戦を練るという方法が向いているんでしょう。

 

ここにきてようやく自分の「好き」が仕事や生活に活かせるようになった感がある。長かったけれど達成感はひとしおです。

 

 

 

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文・イラスト/横峰沙弥香

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