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知っていないと損をする高額医療費制度について

マネー

2019.08.05

健康だと思っていた人が、会社などの定期健診を受けてガンなどの難病が見つかったら、真っ先にどうしようと思うのは高額な治療費です。難病を治療するには、先進医療の技術が必要になってきますし、保険適用外なため自己負担額が数千万円になってきます。高額医療費制度を利用しますと、自己負担額を数十万円に抑えられますので、費用が支払えないことで治療できないと、心配になることはありません。高額医療費制度について解説致します。

■病気の治療費が予定より高額になった場合

最初はそんなにひどい症状ではないだろうと思い、病院で受診したら悪い箇所が見つかり、治療にお金がすごくかかってしまうなど、予定外の治療費になることがあります。高額医療費制度は自分で負担している治療費が、一定の金額を超えた場合、残りの費用を払い戻してもらえる制度になっています。

払い戻しについては、すぐ返金してもらえるわけではなく、診療報酬明細書を基に審査が行われ、3カ月以上期間がかかります。審査を通過し認めてもらえましたら、払い戻しをしてもらえます。治療費が戻してもらえるのは嬉しいことですし、この内容に加えて自己負担額は、家族(世帯)で合算してもできます。例えば同じ月に、おじいちゃんとおばあちゃんが、治療を行っている費用を合計できるなどです。

また、1人で複数の病院を利用していたり、同じ病院であっても入院と外来で、どちらも受診している場合でも合算してもらえます。70歳未満の人の場合は、自己負担額21,000円以上が対象です。高額医療費制度を受けるためには、「協会けんぽ」に加入していることが条件になってきます。病院を通じて調剤薬局より処方されたお薬代金も、自己負担額として計算できます。申請については、「健康保険高額療養費支給申請書」で申請をしてください。

■高額な治療費を払うお金が無い人は「高額医療費貸付制度」

例えば人間ドッグを受けたら、ガンが見つかり高額な治療費がかかるとわかった場合、急な事ですと治療費を支払うお金が、貯金として持っていなくて、ガン保険などにも入っていないと、自分で高額な治療費を用意することができず、困ってしまうか治療を断念する人もいるかもしれません。そのような人には「高額医療費貸付制度」があります。

これは無利子で高額な治療費を、貸してもらえる制度になっていて、全国健康保険協会で対応してもらえます。病気で同じ月に支払った医療費が、自分で負担する限度額を超えてしまいましたら、治療中の本人申請で支給が行われます。貸してもらうには病院より提出された、診療報酬明細書が必要で、審査を通過しなければいけません。

申し込みに必要な書類は、病院が発行した保険点数がわかる医療費請求書、被保険者証か受給資格者票、高額医療費貸付金借用書、高額療養費支給申請書が必要になってきます。

■先進医療は自己負担額を軽減できる

高額医療費制度を利用しますと、技術料が高額な先進医療を受けて治療を行っても、自己負担額を少なくすることができます。例えば、ガン治療に使用されている「オプジーボ」は、メラノーマ(皮膚ガン)・非小細胞肺ガン・腎細胞ガン・ホジキンリンパ腫・頭頸部ガン・胃ガン・悪性胸膜中皮腫の治療に使用されていますが、1年間使用しますと自己負担額が、約1090万円と高額になってきます。

小学校入学後~69歳までの人は、医療費の自己負担が3割になりますので、300万円以上治療費がかかることになります。ですが、高額医療費制度を利用した場合は、60万円ぐらいになり個人で充分支払える金額と言えます。また、高い技術力が必要な、白血病の治療に使用されている「キムリア」ですが、自己負担額が約3349万円と高額です。

ですが、高額医療費制度を利用すると自己負担が約40万円になります。先進医療は難病を治療するための技術になっていますので、どうしても治療費が高額になってしまいます。厚生労働省が「先進医療」と認められた技術だけが対象で、研究や開発に費用がかかっているため、高額な治療費になっています。

「先進医療」は公的医療保険の対象外になっており、保険が使用できないので高額医療費制度を利用して、自己負担額を軽減するといいでしょう。保険が適用される項目としては、診察料・検査料・投薬の費用・入院料などです。その他にも、先進医療が必要な難病としては、子宮腺筋症核手術・陽子線治療・水晶体再建術などがあります。

■まとめ

病院でお医者さんに治療費用の説明を受けたら、高額すぎて頭の中が真っ白になってしまうかもしれません。慌てずに高額医療費制度を活用して、難病を諦めずに治療していきましょう。家族の中に難病の人が何人か重なった場合でも、治療費の負担を軽減でき便利な制度と言えます。治療費が数十万円に抑えることができれば、今までの自分の貯金で治療を行えます。

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