「月経随伴性気胸」放置せず早めの受診を

 

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「月経随伴性気胸」を発症すると、呼吸困難に陥って入院が必要になることもありますが、小さな穴しか開かない場合は軽い症状しか現れないため、発見が遅れることも。 月経随伴性気胸は、早期の段階であれば、ホルモン療法で気胸を予防することができます。一方、進行すると重度な気胸を繰り返しやすくなるだけでなく、手術による治療が必要になることも少なくありません。 生理のたびに上でご紹介したような症状に襲われる方は、月経随伴性気胸の可能性も考えましょう。思い当たる症状がある場合は、早めに婦人科や呼吸器科に相談することをおすすめします。

 

(※1)沖縄県医師会「月経随伴性気胸」

 

 

 

文:成田亜希子