ジェネリック医薬品を使用するには

 

iStock/SARINYAPINNGAM

 

現在、国は医療費削減を目指して、ジェネリック医薬品の使用を強く推奨しています。2018年時点でのジェネリック医薬品使用率は72.6%で、目標は20209月までに80%を達成すること

(※1)です

各健康保険協会などはジェネリック医薬品の普及啓発のため、加入者に向け「処方された新薬をジェネリック医薬品に変えるとどの程度医療費の負担が軽減するのか」を周知する「ジェネリック医薬品軽減額通知」を発行しています。 これまでは20歳以上の加入者が対象でしたが、2020年の今年からは1518歳に引き下げる協会も多いとのことです。 消費税増税などで家計が厳しくなっている昨今、ジェネリック医薬品はお得にこれまでと同等の医療を叶えてくれる薬です。自己負担を減らすためにも、ジェネリック医薬品を活用するのはよいことだと思います。 いまでは多くの医療機関が原則的にジェネリック医薬品を使用していますが、病院や調剤薬局で「ジェネリック医薬品を希望する」旨を伝えるとよいですね。

 

(※1)厚生労働省「後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について」

 

 

文:成田亜希子