「B型肝炎ウイルス」の感染を予防しよう
医療従事者などのように日常的に人の体液や血液に触れる機会がない人の場合、主な感染ルートは性行為です。性行為での感染を予防するには、不特定多数との性交渉を控え「コンドームの使用を徹底すること」です。 とくにピルを服用している人は、妊娠の可能性がないためコンドームの使用がおろそかになってしまいがちですが、ピルはB型肝炎ウイルスをはじめとした性行為による感染症を防ぐ手段にはなりませんので注意しましょう。 また一度は肝炎検査を受け、他者とカミソリやピアスを共有しないなど、日常生活の中でも体液や血液に触れないよう気をつけることも大切です。
(※1)国立感染症研究所「B型肝炎ウイルス」
(※2)慶應義塾大学病院「B型肝炎(HBV)」
(※3)山の手クリニック「B型肝炎」
文:成田亜希子