2019.11.17
手軽に作れるおにぎりですが、アレンジを加えるとより満足感が得られます。今年10月放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、冷蔵庫で余りがちな食材「白菜漬け」を活用したおにぎりが紹介されました。
塩昆布をプラスした最強の白菜漬け!
白菜漬けは1度袋を開けてしまうと、食べ切れずに残ってしまいがちですよね。同番組では余った白菜漬けをアレンジおにぎりに大変身させるレシピを特集。最初に登場したのは、白菜漬けに塩昆布を合わせた「白菜漬け塩昆布おにぎり」です。
同レシピの作り方はいたって簡単。まずは白菜漬け60gの汁をきり、食べやすいサイズにカットします。その白菜漬けに、塩昆布小さじ2とごま油小さじ2を入れて混ぜてください。ごはん茶碗2杯分に具材を投入して混ぜ込み、あとは4等分に分けてからラップなどで握るだけ。
最大のこだわりポイントは、塩昆布を混ぜた白菜漬けにごま油を入れるところ。塩けとうまみ、香りの3つが揃った最強の白菜漬けができます。ご飯と混ぜておにぎりにせず、白菜漬け単体で食べても美味しいですよ。
魚肉ソーセージと白菜漬けのマリアージュ
白菜漬けの酸味と塩けが苦手な子どもは多いはず。その場合は子供が大好きな食材「魚肉ソーセージ」と組み合わせることで、美味しく中和できるかもしれません。
作り方は簡単。まずはご飯茶碗2杯分、白菜漬け60g、魚肉ソーセージ1本、マヨネーズ大さじ1を用意してください。魚肉ソーセージと汁けをよく切った白菜漬けは食べやすいよう小さく切ります。ボウルにご飯と他の食材を入れたらよく混ぜ込みます。マヨネーズが加わることで、油のコクが出るように。4等分してラップなどでおにぎりの形に整えれば完成。
子どもにおすすめのおにぎりの次は、大人っぽい具材を使った「白菜漬けのおつまみおにぎり」の作り方を見ていきましょう。
燻製さきいか10gを手で短くちぎり、ミックスナッツ40gを細かく砕きます。汁けをきった白菜漬け60gを食べやすい大きさに切ったら、さきいか、ミックスナッツと一緒にご飯茶碗2杯分へ投入。混ぜ込んだ後は、4等分にしてラップや調理用手袋で軽く握るだけ。ご飯に染み出したさきいかのうまみエキスが白菜漬けと相性抜群です。
「好きなおにぎりの具材」は地域によって特色が!
白菜漬けを使ったアレンジおにぎりに、ネット上では「塩昆布と白菜漬けってたしかに合いそう。おにぎりだけじゃなくて、単体でおかずにして食べたい」「白菜漬けに魚肉ソーセージを合わせる時点でビックリなのに、おにぎりにしてしまうとは…」「『白菜漬けのおつまみおにぎり』は色んな歯ごたえが楽しめそうだね」といった声が上がりました。
おにぎりといえば、昨年『ミシュランガイド東京2019』(日本ミシュランタイヤ)に初のおにぎり店が掲載されたことも記憶に新しいはず。おにぎりに注目が集まっている現在は、どのようなおにぎりの具材が人気なのでしょうか? 株式会社山本山が今年9月に公開した「『好きなおにぎりの具』に関するアンケート調査」の結果を見ていきましょう。
「あなたの1番好きなおにぎりの具は?」と聞いたところ、ベスト3は「鮭(21.6%)」「明太子(13.3%)」「梅干し(12.7%)」がランクイン。続いて日本全国の地区別ランキングを見ると、“北海道・東北・信越エリア”では「すじこ」がベスト3に入っています。ちなみに沖縄のベスト3には「ポークたまご」という独特な具材も。
具材の美味しさを手軽に味わえるおにぎり。普段通りの具材もいいですが、せっかくなら新しいおにぎりにチャレンジしてみては?
文/長谷部ひとみ
参照/株式会社山本山「『好きなおにぎりの具』に関するアンケート調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000036574.html