2019.09.23
軽食として多くの人から親しまれている「サンドウィッチ」。簡単に作れるのが魅力的な一方で、中には「いつも同じような具材になってしまう」と悩む人も多いようです。8月放送の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)では、“絶対にハズさないサンドウィッチ”が特集されました。
ホテルニューオータニの料理長が“本格サンドウィッチ”を伝授!
番組に登場したのは、ホテルニューオータニの統括料理長・太田高広先生。自宅でも一流の味を楽しめる“絶品サンドウィッチ”の作り方を紹介しています。
最初に取り上げられた1品は「さばのサンドウィッチ」。両面を焼いたパンに“カレー粉入りマヨネーズ”を塗って、スライス玉ねぎを乗せましょう。続いてカットした鯖の塩焼きをトッピングし、粒マスタードとカレーマヨネーズを上塗り。その上にトマトとレタスを敷き、2枚目のパンでサンドすれば完成です。
「さばのサンドウィッチ」を試食した番組ゲストの立川志らくさんは、「めちゃくちゃ美味しい」と大絶賛。ネット上でも、「さばのサンドウィッチ最高にうまい! さっそくハマりそうな予感」「簡単に作れるのに味はハイレベル…」「思ったよりもお腹に溜まるからコスパもいいね」と好評の声が続出していました。
ちなみに太田先生によると、ご飯に合う具材はサンドウィッチにもマッチするそう。好みの食材をいろいろ試してみるのもいいかもしれませんね。
高級感漂う見た目の「エッグベネディクト風サンドウィッチ」
次に紹介されたのは、見た目がとてもオシャレな「エッグベネディクト風サンドウィッチ」。まずソースを作るために2つの生卵・酢・水・をボウルに入れ、湯せんにかけてください。泡立て機でよくかき混ぜて、とろみがついたら湯せんから外します。ボウルに「溶かしバター」を少しずつ加えながら、さらにミックス。塩・こしょう・レモン汁で味を調え、最後に“こし機”でこしていけば「オランデーズソース」のできあがりです。
続いてパンに乗せる「ポーチドエッグ」を作っていきましょう。お湯に酢を入れて、円を描くように混ぜます。かき混ぜていくと中心に渦ができるので、サッと卵を投入してから弱火にチェンジ。約3分茹でて白身が全体を覆ったら、割れないよう冷水の中に入れて終了です。もし時間がない場合は、ラップを使った調理方法がおすすめ。生卵をラップに包んでお湯に入れれば簡単にポーチドエッグを作れます。
焼いたパンにベーコンとポーチドエッグを乗せて、卵を覆うようにオランデーズソースをかければ完成! 最後に“黒オリーブ”を盛りつければ、より本格的な見た目に仕上がりますよ。
サンドウィッチの“べちゃべちゃ”を解消する裏ワザ
本格的なサンドウィッチの作り方を見ていきましたが、ネット上にも様々な調理テクニックが紹介されています。すぐに実践できる“サンドウィッチの裏ワザ”をチェックしましょう!
サンドウィッチは水分が多い具材を挟むと、“べちゃべちゃになる”こともしばしば…。味わいを損なう“べちゃべちゃ”を解消するためには、具材にパン粉をまぶすのが効果的です。染み出た水分を吸収してくれるので、食感を残したまま持ち運ぶことが可能に。実際に“パン粉”を活用した人からは「パン粉を入れたサンドウィッチを持参したら、水っぽくならなかった」「パンの食感が残ってることに感激!」と好評の声が相次いでいます。
他にも「具材をサンドしたパンがカットできない」というお悩みも寄せられていました。スパッとパンを切るには包丁ではなく、実は糸を使うとスムーズにカッティングできます。パンの中央に糸を一回転くぐらせ、左右から強く引っ張ると綺麗に両断。包丁で無理やり切るのは危険ですが、糸なら怪我する心配がなくなりますね。
今回紹介したテクニックを活かして、ワンランク上の“サンドウィッチレシピ”を堪能してみてください。
文/河井奈津