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酵素が豊富な食材と、上手な取り入れ方

家事

2019.09.13

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年齢と共に身体の悩みは増えるもの。便秘や肌荒れ、冷え性と、悩みは色々ありますが、はっきりした症状はなくても、何となく若い頃ほど元気がでない、そう思っている方は多いはず。
これは、加齢によって食物を分解し、エネルギーを身体の隅々まで届けてくれる「酵素」が徐々に減っていくからだそう。今回はヒトの生命活動を支える「酵素」についてのお話です。 


<1.酵素とは何か、どんな種類があるのか>

「酵素」とは何か?これを一言で言い表すと「私たちが生きるために必要なもの」となります。
人間はすべての器官を動かすために、エネルギーを必要とし、そのために私たちは食物を食べます。しかし、食べたものはそのままではエネルギーになりません。
まず咀嚼(そしゃく)によって細かく砕かれ、唾液と混ざり、胃で消化されて初めてエネルギーに形を変えるのです。このとき、食物をエネルギーに変える役割を担っているのが「酵素」です。

食物の3大栄養素は酵素によって以下のエネルギーに変えられます。

炭水化物→ブドウ糖 
タンパク質→アミノ酸
脂肪→グリセロール

このように食物を分解する働きを持つ酵素を「消化酵素」と言います。
一方、作られたエネルギーは、人間の細胞の隅々まで送り届けなければなりません。この役割も、実は酵素が担っているのです。この働きをする酵素のことを「代謝酵素」と呼びます。
人間が生きていくことができるのは、酵素の働きがあってこそ。もし酵素が身体の中からなくなってしまったら、人は生きていくことができないのです。

人の生命にかかわっている酵素は約13,000種もあると言われています。その中には、美肌をつかさどる酵素もありますし、便秘を解消してくれるものもあります。ひいては人の健康を増進し、寿命を延ばしてくれるものまであるのです。
そんな大切な酵素は、生まれた時から体内にあり、生命活動の中で自ら作り出しています。
ただ、一日に作り出せる量、使える量が決まっており、身体はそれを消化酵素と代謝酵素に振り分けて使っています。どちらの酵素も十分な量があれば、私たちは元気でいられます。

しかし、現代人の生活は、消化酵素が大量に消費されるせいで、代謝酵素が常に不足している状態なのだとか。理由はジャンフードなどの食生活や、睡眠不足、ストレスなどです。
代謝酵素が不足していると、身体の隅々までエネルギーを行きわたらせることができないため、私たちの体調は悪くなってしまいます。さらに年齢とともに酵素を作りだせる量は年々減っていきます。
足りない酵素を補うためには、酵素の多い食物を摂り、外部から補う方法が一番なのです。

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<2.酵素の多い食物3種>

私たちの身体にとって、とても大切な酵素は今、常時不足の危機にあります。
それを補うために、酵素を多く含む食品を調べてみました。

①フルーツ類
昔から酵素の多い食品として知られているフルーツ類。特に、生で食べられるフルーツは酵素の宝庫。ぜひ毎日の食生活に取り入れましょう。
その中でも特にオススメなのが以下のフルーツです。

キウイフルーツ:
タンパク質分解酵素を多く含むので、肉料理を食べたあとに食べるのがオススメです。
酵素が豊富に含まれている食品は、同時にビタミン・ミネラル・食物繊維が多く含まれているものが多いのですが、キウイもビタミンC、Eを多く含むので、美肌効果も期待できます。

バナナ:
とにかく消化の良い食品として、離乳食などにも使用されるバナナですが、アミラーゼ消化酵素を含み、酵素の栄養源である食物繊維も多く含んでいますので、整腸作用、脂肪燃焼作用、代謝促進効果も期待できます。

パイナップル:
タンパク質の分解を助けるブロメラインという酵素を含んでいますので、キウイと同様、肉料理の後に食べると効果的です。他にも食物繊維やカリウムなども含んでおり、炎症を抑え、胃潰瘍など胃腸の損傷を抑制する働きもあります。

②野菜類
野菜類も酵素を多く含む食品の1つです。

大根:
大根はデンプンの分解を助けてくれる消化酵素アミラーゼを含んでいます。魚や肉などを食べる時、大根おろしとして一緒に食べるのがオススメの食べ方です。

きゅうり:
きゅうりは脂肪の分解を助けてくれるホスホリパーゼという酵素を含んでいます。つまり脂肪を燃焼しやすくしてくれる食品なのです。ダイエットには最適!ということですね。

緑黄色野菜:
緑黄色野菜も酵素豊富なことが知られています。にんじん、小松菜などはカロテンを多く含むことで知られています。

③発酵食品
納豆やキムチ、ヨーグルト、チーズなどの発酵食品も、酵素が多く含まれている食品です。納豆は脂肪・タンパク質を分解する酵素が含まれており、キムチは酵素だけでなく、乳酸菌も含んでいるため、酵素と乳酸菌の相乗効果が得られます。


<3.酵素が多い食材の上手な取り入れ方>

前述した酵素の多い食物ですが、酵素を多く含んだまま取り入れるのにはコツがあります。

①加熱をしない
一般的に、酵素は熱に弱いと言われています。48度では2時間、50度では20分、53度の時には2分で、酵素は死んでしまう(効力を失う)と言われています。
もちろん全ての酵素がそうではありませんが、加熱は酵素の働きを無くしてしまうことが多いということを覚えておいてください。

ですから上手な酵素の摂り方としては、「生で食べられるものは生で食べる」。これが一番です。
フルーツはもちろん生で食べることが多いので問題ないと思いますが、大根などは煮てしまうより、大根おろしとして食べるのがオススメです。
野菜類はサラダにして食べるのがオススメです。にんじんなど、生で食べるのはちょっと…、と思われるものはフルーツと一緒にスムージーやジュースにしてしまうことで、抵抗感をなくすことができます。

②酵素を増やす食物繊維も一緒に摂る
食物繊維は酵素ではありません。しかし食物繊維は腸内の酵素を生み出す、腸内細菌のえさとなる栄養素です。つまり酵素を増やしてくれるものなのです。
食物繊維の中で、水溶性食物繊維を含む、昆布やわかめなどの海藻類、サトイモ、オクラなどのネバネバ系の食べ物などを積極的に摂りましょう。

③酵素ドリンクやサプリメントも考えてみる
酵素の多い食品は、生で食べるのが一番よい方法ですが、毎日毎日生野菜やフルーツを食べるのはムリ!という方もいらっしゃると思います。
仕事や子育てに忙しい人ほど、本当は酵素が一番不足しているのですが、むしろそういう人ほど、自分のことを後回しにしてしまいがちですよね。
そんな時は、手軽に酵素が摂れるサプリメントを活用するのがオススメです。
ドリンク、カプセル、錠剤など、いろいろなタイプのものが販売されているので、自分のスタイルに合ったサプリを取り入れてみてください。

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