2019.01.10
2019.11.30
前回は「結成20周年を迎えるケロポンズ『子供は引っ張るんじゃなく、一緒に歩けたらいいな』」をお届けしましたが、今回はケロポンズ流“子どもの困った”を楽しく乗り切る方法をご紹介します。ついママがイライラしたり、辟易してしまう場面でも、こんな風にすれば楽しく乗り切れますよ!
ケロポンズ流!子供の困ったシーンの対処法
1.電車に乗っている時間を楽しくする「石ころどっちゲーム」
電車に長い時間乗るときは子どもが飽きて騒いでしまわないか、気になりますよね。そんなときは、こんな遊びはいかがでしょう。子どもがメソメソ泣いているときにも気分が変わるのでおすすめです。
▲ポンちゃん(左)がママ役、ケロちゃん(右)が子ども役です
1:まずは石ころの代わりになるような、ペットボトルのキャップなど小さなものを用意します。
*子どもが口に入れないよう注意しましょう!
2:「石ころ石ころどっちどっち〜?♪」と歌いながらペットボトルのキャップを左右の手に交互に持ちます。
3:「どっちどっち〜♪」と歌いながら手を後ろにしてキャップをどちらかの手に隠します。
4:「♪あててごらん?」と歌いながら子どもに右手か左手を選ばせます。このとき、小さいお子さんとなら少しだけキャップが見えるようにして、わざと正解してもらえるようにします。大きい子には逆に見えないよう上手く隠しましょう。
5:当たったら子どもと一緒に「すごーい!イェーイ」と喜びましょう。これを繰り返していると、あっという間に目的地に到着しますよ。もちろん、普段のおうち遊びにもおすすめです。
Youtubeに動画がアップされているので参考にしてみてください。
2.子どもがなかなかごはんを食べたがらないとき
子どもにはモリモリごはんを食べてもらいたいですよね。でもなぜか食べたがらないな、途中で飽きちゃってるなというときには、こんな方法はいかがでしょう。
▲ポンちゃん(左)がママ役、ケロちゃん(右)が子ども役です
1:スプーンでひとすくいして子どもに見せます。
2:「ザンザン、ズンズン、パンコンパンコン、ウィーン」などと言いながらスプーンを子どもから遠ざけたり近づけたりして子どもの興味を引きます。
3:子どもが食べたそうにしたらスプーンを口に運びます。
4:無事、食べてくれました!みなさんも試してみてくださいね。
3.子どもの機嫌が悪いときに笑顔になってもらう遊び歌
子どもがちょっとダダこねたときには、「じゃあダイコンだ!」と言ってこの遊びをして、楽しい気持ちにさせましょう。
▲ポンちゃん(左)が子ども役、ケロちゃん(右)がママ役です
1:子どもの腕をダイコンに見立て、「ダイコン洗って♪」と歌いながらダイコンを洗うように腕をやさしくゴシゴシします。
2:「タワシをしまう〜♪」と歌いながら脇をこちょこちょします。これを繰り返していくうちに、子どもが笑顔になりますよ!
いかがでしたか?ケロポンズさんに、子どもと一緒に楽しむことの大切さと、具体的な遊び方を教えていただきました。ぜひ参考にしてみてください!
Profile|ケロポンズ
1999年結成、増田裕子(ケロ)と平田明子(ポン)からなるミュージック・ユニット。子ども向け音楽や振付の制作を手掛け、親子コンサートなどに年間100公演以上出演する。代表作「エビカニクス」は、保育園や幼稚園で人気の定番体操曲になっており、YouTube動画再生回数は4500万回を超える(2018年12月)。ほかにも保育士・幼稚園の先生を対象にした保育セミナーへの出演、楽曲・振付け提供、絵本の創作なども行い、作品数は1000を超える。NHK「おかあさんといっしょ」に楽曲提供、BS日テレ「それいけ!アンパンマンくらぶ」、テレビ東京系列「きんだーてれび」に出演中。http://kaeruchan.net/
取材・文/田川志乃 撮影:masacova!