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横山だいすけさん「“笑顔のお届け屋さん”になりたい」

ライフスタイル

2018.06.13

2019.11.30

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歴代最長・9年間務めた、NHKうたのおにいさんを卒業して1年余り。俳優やタレントとして活躍してきた横山だいすけさん。この日5月23日には、初のCDシングル『笑顔をあつめて』をリリース。原点である歌で、メジャーデビューを果たしました。

 

「新しい環境でがんばる人の背中を少しでも支えたい」という思いを込めたこの曲。発売直後のドキドキや、反響を受けての感謝のお気持ちをうかがいました。

“笑顔のお届け屋さん”になりたい


 

頑張る人の背中を押せるように

 

まずは初のCDシングル『笑顔をあつめて』を発売し、メジャーデビューを果たした、今の率直なお気持ちは?

 

横山さん:

率直な気持ちとしては、「やっと無事にみなさんの手元にCDが届くな」という感じですかね。

 

「やっと」ということは、ここまでが長かったと?

 

横山さん:

長かったです。『おかあさんといっしょ』のころは、“どうやったら子どもたちが喜んでくれるか”ということだけをいつも考えていました。でも、卒業したときに“これからは、子どもからお年よりまで広い世代に喜んでもらいたい”と思っていたので。こうやってオリジナルのCDを出すっていうことを、やっていきたいなと、卒業してからずっと思っていて。

 

横山だいすけ

 

(2017年8月に発売した)「さよならだよ、ミスター」は映画の主題歌としてお話をいただいたので、「おっ、やった!」と思ってましたけど、自分から発信できるのは卒業から1年経った今なので。ずーとずっと、やりたいという思いがありました。

 

じゃあ、具体的な話はだいぶ前からあったんですか?

 

そうですね。半年くらい前から進んでましたね。テーマや発売時期なんかも話し合っていて。4月・5月って入園や入学とか、新しい環境に飛び出すことも多いじゃないですか。ママさんでも、子供が環境が変わるから私も働きに出ます、という方が結構いらっしゃって。で、そういう、頑張る人たちの背中をちょっとでもこの歌で支えることができたらいいな、という思いがあるので。

 

横山だいすけ

 

見てくれる人を笑顔にしていきたい

 

これまで応援してくれた方への感謝と応援というテーマを、この歌の真ん中に置きたいなと。で、そのなかで、どういう歌詞を入れていくかというときに、笑顔というのが自分にとってすごく大きなものであって。僕はブログも発信してるので、ブログのなかでも、見てくれる人たちに笑顔を届けたい。“笑顔のお届け屋さん”っていう感じで、自分がそういうものになれたらいいなと言っているので。だからタイトルの『笑顔をあつめて』というのは、まさに自分を表しているというか。だいすけお兄さんと言ったら「笑顔になれるね」と思ってもらえたら嬉しいなと。

 

結構、歌詞についても、横山さんの意見が反映されているんですか?

 

横山さん:

そうですね。僕はママたちの気持ちを想像することしかできないんですが、ブログをはじめたことでいろんな方と交流ができ、みなさんが毎日どうやって生きているのかを感じることができましたから。“どうやったらがんばっている人を、元気にできるかな”と。想像したり、自分の経験を重ね合わせたりしながら、チームで何度も話し合ったことは、歌詞にも反映していただいていると思います。

 

『笑顔をあつめて』は、歌う自分自身へのエールでもある


 

“横山だいすけ”としての等身大の応援歌

 

ちなみに、歌詞のなかで「強くなれ」という言葉がでてくるんですが、ということは、今は弱い立場にいる誰かを応援するような意味なんですか?

 

横山さん:

そう、ここがすごい大事なんですが、「微笑みの数だけ心強くなれ」というのは、自分に向かって言っているんです。文字だけ見たら違う受け取り方もできるので、ここは何度も話し合ったところです。だけど、僕は詩をいただいたときに、「自分、頑張れ、頑張れ」と、自分を鼓舞しているような歌い方に自然となっていったので。聞いている人にもその思いは伝わるかなと。

 

横山だいすけ

 

そうなんですね。このタイトルとだいすけお兄さんということで、エールをもらう歌なのかと思っていましたが、自分で歌って、自分を励ませる歌でもあるんですね。

 

そうです。やっぱり、みんな生きるってことは楽しいことも、大変なことも…いろんな感情があるわけじゃないですか。だから人生っていうのは豊かになる。“だいすけお兄さん”っていうのは元気の象徴として今まできましたけど、僕も悩んだりすることもたくさんあるし。だからとても、等身大の自分の歌という感じもであります。

 

そのあたりって、以前と変わった感覚はありますか?だいすけお兄さんのときは子供向けでもあったので、等身大といよりは、キラキラ元気な象徴であって。それをみんなも求めていた気がするんですが。横山だいすけさんになって、ご自身でも変化を感じられていますか?

 

横山さん:

はっきり1個変わったのが、『おかあさんといっしょ』のときは対象が子供だったんです。子供たちが、どういう歌を届けたら喜ぶのか、それにすべてのパワーを注いでいました。それが、卒業してからは親御さん、小さい頃に番組を見て成長した子達、おじいちゃん、おばあちゃん…広い世代に歌を届けるようになりました。それによって歌い方も、声も変わりました。 

 

たしかに、サビの裏声なんかとても新鮮ですね。

 

横山さん:

ぼくも、譜面を見たとき「高っ!」と思いました。でも、これはぼくの新たな一面を引き出そうという提案なのかな、と。この曲を出すこと自体が新しい挑戦なので、色々な化学反応を楽しもうと。頑張りました。

 

悩むよりもポジティブに進みたい

  

でも、メジャーデビューとなると、プレッシャーもあると思いますが。売り上げとか…

 

横山さん:

そう! それなんですよ! 売り上げ!! 感じたことのないプレッシャーです…

横山だいすけ

 

『おかあさんといっしょ』では当然のように、1か月に1曲、1年にアルバム1枚、出してもらっていたんですよね。それが今は、1年近くかけてやっと、このCDシングルを発売できて。しかも「これが売れなかったら終わり」みたいな…(笑)。まぁ、そんなことはないと思いますが、自分の気持ちとしてはこれがダメだったらという不安はあります。

でも、それで悩むくらいだったら、どうやったらみんなが笑顔になれるか、自分が幸せになれるか、という方向になるべく転換するようにしています。時間っていうのは誰にでも24時間しかないので、そのなかで、みんなに笑顔を届けたいって人間が、悩んでいる時間の方が多かったら届かないなって思っちゃうんで。方向転換していった方が、楽しいのかなって。(つづく)

 

[PROFILE]

横山だいすけ

横山だいすけ


NHK『おかあさんといっしょ』の11代目うたのおにいさん。在任期間9年は歴代最長。同番組で大人気のキャラクター『かぞえてんぐ』とは大の親友。卒業した2017年4月からはテレビ、ラジオなど多方面で活躍。2018年シングル『笑顔をあつめて』(SME)でメジャーデビューを果たした。

 

取材・文/会田晶子 撮影/masacova!

 

[過去のインタビュー記事もぜひご覧ください]

横山だいすけさんインタビュー「悩んだときは、1回あきらめたっていい」

【前編】心に余裕がないときこそ、「ふっ」と深呼吸

【後編】ちょっとした気持ちの変化で、見える世界が変わる

 

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