4月2日、東京タワーなど全国各地の名所が青色に染まります。なぜでしょう。同日は世界自閉症啓発デー。世界各地で自閉症のシンボルカラーである青色に街が染まる日です。実は10年前まで、日本でこの活動はそれほど活発ではありませんでした。広げた立役者の一人は俳優であり、一般社団法人Get in touch理事長の東ちづるさん。当時は「東ちづるは神輿に担がれている」「障がい者を食い物にしている」「好感度アップのためだろ」などと心ない批判も受けました。あれから10年、仲間と活動を継続。昨年の東京オリンピック・パラリンピックでは、ひとつの文化パートで総指揮も任され、マイノリティーもマジョリティーも関係なく、プロのパフォーマーたちと「まぜこぜ」な映像を描きました。そんな東さんに今の思いを伺いました。