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香椎由宇「勘違いするなと言われた10代。人の目を見て話さなかった私が、自分らしく生きられるようになった理由」

ライフスタイル

2021.01.19

香椎さん5

小学校時代はシンガポールで過ごし、中学生のときに帰国子女として日本の学校に転入した香椎由宇さん。しかし、彼女が見た世界は戸惑いを感じるものだったと語ります。どのように壁に向き合い、今に至るのか。香椎さんの今を切り取るシリーズ3回目です。

 

なぜ一緒にトイレに行くの?

——今まで苦労や困難を感じたとき、どのようにして壁を乗り越えてきましたか。

 

香椎さん:

中学生の時に、帰国子女として日本に戻りましたが、集団生活がなじめませんでした。たとえば日本独特なものなのか、「一緒にトイレに行こうよ!」というお誘いがよくわからない。なぜ友達同士でトイレに行くのか、それくらい自分のタイミングで行きたいので、やんわり断りました。

 

つねに誰かとべったりで、みんな一緒に仲良く!という雰囲気が苦手でしたし、当時はそれを受け入れる柔軟性もなかったです。そもそも中学生の途中で転入したので、クラスには既にグループができていたし、わざわざ友達になろうと輪に入っていく勇気もありませんでした。そのうち人も寄ってこなくなり、学校になじめないまま毎日が過ぎていきました。

 

でも、今思えばそこで自分の意志を曲げなくて良かったと思います。高校生になった頃には、別に私のような人がいてもいいのかなと思えるようになったし、友達も少ないですが、ちゃんと話せる人がいればそれで十分でしたね。

 

——なぜそのように思えるようになったんですか。

 

香椎さん:

中学生のときに、今の仕事に出会えたことが大きいと思います。自分にやっと居心地のいい場所が出来て、すごく救われました。自分の居場所を今の会社が確保してくれたんですよ。

 

——自分の居場所について考える人は多いですが、香椎さんは仕事を通して居場所を見つけられたと。

 

香椎さん:

そうですね。私はたまたま仕事でしたが、部活でもいいし、違うコミュニティでもいい、大人になってもきっとどこかに居場所はあると思うんです。狭い場所だけにとどまらず、いつもと違う景色を見たり動いたりしてみると、救われることもあるように思います。

 

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