2019.03.20
毎日のように新しい話題がフィーチャーされるネットの世界。この記事では、SNSや検索サイトで注目を集めているワードをチェックしていきます。意外なトレンドが見えてくるかも!?
斎藤工さんが女児向け特撮に出演!
今年4月より放送される女児向け特撮テレビドラマシリーズ『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』(テレビ東京系)に、斎藤工さんの出演が発表されました。斎藤さんが演じるのは、主人公のお父さん・桜衣慎一。彼は今回の役について「桜衣慎一は、主人公ココミのお父さんであり、優しいスイーツ男子です。経営しているスイーツカフェだったり、遊園地での撮影は、その世界に自分がいることがとても新鮮で、見たことのない自分に出会えている気がしています」「ドラマ自体がカラフルで楽しいファンタジーになってますので、ぜひ、ご家族で楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメントしています。
この発表に斎藤さんのファンからは、「斎藤工が出るなんてすごい豪華!」「もう“女児”って年齢じゃないけど見ちゃうかも」「これは楽しみすぎる!」といった声が。また父親役に抜擢されたとのことで、「斎藤工ももうお父さん役を演じる歳なのか… あんなイケメンな父親がいたら最高だな」との声も寄せられています。
また他のキャスト陣もかなり豪華だと話題に。マスコットキャラクター“くまちぃ”役には、本田翼さんを声優として起用。石田ニコルさんや関口メンディーさん、黒石高大さん、ぺえさんの出演も決まっており、ナレーターには人気男性声優・豊永利行さんが抜擢されました。
“女児向け特撮”って一体何?
SNSなどでは「“女児向け特撮”ってなんだ?」「いまはそんなジャンルがあるのか」「確かに女児向けの特撮ってありそうでなかった気がする」との声も。“女児向け特撮”というワードそのものに興味を持つ人が多いようですが、『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』はどのような作品なのでしょうか。
同作は『ガールズ×戦士シリーズ』の第3弾で、実は過去に『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』と『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』が放送されていました。今回のテーマは“ひみつ×戦士”で、主人公は正義の怪盗「ファントミラージュ」。「正義の怪盗 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! イケない心 ちょーだいします!」を合言葉に、敵である「逆逆警察(ぎゃくぎゃくけいさつ)」から平和を取り戻します。
また「逆逆警察」は一般人たちを「イケナイヤー」にしてしまうのですが、斎藤さん演じる桜衣慎一もイケナイヤーになってしまうとのこと。そんな作品の設定について、斎藤さんは「第一話で演じた『イケナイヤー』は、別のキャラクターになるというより、普段優しい慎一の中にある実は外に出ていない部分、人間が同時に持っている両極端の心理をついているんじゃないか」と独自の深い考察を語っていました。
“女児向け特撮”を羨ましがる大人たち
そんな“女児向け特撮”が話題になり、かつて女児だった人たちからは「私のころはこういうのなくて、しょうがなく兄と仮面ライダー見てたから羨ましい」「自分が子どもの頃も“女児向け特撮”があれば良かったな」との声が。一方で「私は仮面ライダーが好きな女の子だったから、女児向け特撮が当時放送されてても見てないかも」という人もいるようです。
確かに現在放送されているドラマ『トクサツガガガ』(NHK)では、小さい頃母親から「女の子らしい趣味」を強制されていた特撮オタクのOL・仲村叶が奮闘中。彼女と母親のバトルには「あるある」と共感の声が相次いでおり、「仮面ライダー派」の女子は少なくないようです。
ちなみに『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』の放送時間はテレビ朝日系の仮面ライダーシリーズと被っており、「どっちを見ようか迷う」という人も。子供たちの間でも、どちらを見るかで“派閥”ができるかもしれません。
文/河井奈津