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社会から孤立しがちなママの自己肯定感を高めるSDGsへの意識

子育て

2019.10.15

2020.05.25

時々ニュースで耳にする「SDGs(エス・ディー・ジーズ)=持続可能な開発目標」。

国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際目標で、「貧困をなくそう」「働きがいも経済成長も」など、17のゴールが設定されています。もちろんひとつひとつは大事なことですが、なんとなくとっつきにくい雰囲気もありますよね。

 

そんな中、横浜市戸塚区で子育て支援を行っている認定NPO法人「こまちぷらす」では、SDGsの目標を活動の指針に取り入れています。

小さなことでも、「子育て×SDGs」が私たちの心を楽にしてくれたり、世の中の見え方がちょっとずつ変わったりする一歩になるそうなんです。

 

今回、CHANTO WEBではこまちぷらすが運営する「こまちカフェ」を訪問。

経営企画室の佐藤貴美さんとカフェ店長の守家文子さんに、なぜSDGsに注目したのか、SDGsを意識するコツなどをうかがってきました! 

「孤立した子育てをなくしたい」から始まった

インタビューに答えるこまちぷらすの佐藤さん
「こまちカフェ」でSDGsの取り組みについて話す佐藤さん。カフェには子どもの遊び道具も多く用意されており、とてもにぎやか。

 

まず、こまちぷらすはどういった活動をしているのか教えてください。

 

佐藤さん

「子育てを、『まちで』ぷらすに。」を合言葉に活動しています。

子育てが「まちの力」によって豊かになる社会を目指して、孤立した子育てをなくし、それぞれの人の力が活きる機会をつくりたいと活動しています。

具体的には、カフェの運営や不登校や発達の不安を感じるお子さんを育てている方や支援者が集まる学び合いの場の提供、子育て中の方の多様な働き方を応援する場として、カフェでの雑貨の販売やイベント開催のお手伝いなどをしています。

 

かなり多岐にわたる活動をされているんですね。

始まったきっかけは何だったのでしょうか。

 

佐藤さん

もともとは代表が出産後、地域に知り合いがおらず孤立感を感じたことがきっかけです。

「子育て中の人と出会いたい」と思っても、求めていた情報は、ネット上で見つかりませんでした。

ところがある日、家庭訪問に来た赤ちゃん訪問員さんがくれたチラシに「地域の子育て支援拠点をつくるため、意見をくれる市民募集」とあり、その会合に行くと、然るべき場所には主に紙媒体で地域の情報があることを知りました。

そこで、「必要な時に必要な情報にたどりつけるようにしたい」という想いで、チラシをデータベース化してインターネットで公開する「地域こそだてカレンダー」という情報事業を始めました。

 

インタビューに答えるこまちぷらすの守家さんカフェ店長の守家さん。日常生活でも徐々にSDGsを意識するようになってきたという。

 

子育て支援をされている中で、なぜSDGsに注目したんでしょうか?

 

守家さん

きっかけは、カフェのスタッフが「食器を洗っていると手が荒れる」と話していたことでした。

洗剤を変えるとしてもどんなものがいいのだろう?と考えた時に、こまちぷらすのボランティアさんと一緒に「洗剤について話す会」を開きました。

毎日使う「洗剤」について考えることで海洋汚染や食べ残しまで話が広がり、水や海、緑の大切さ、ひいては地球を守ろうという意識に繋がって一人一人の選択眼が変わること気づいたんです。そこからSDGsに取り組むようになりました。

  

佐藤さん

私が2017年に、他のNGOの方から「NGOと企業の間では、SDGsが共通言語になっている」というお話を聞いた、ということも一つのきっかけになったと思います。

私たちにできることは、生活者自身の視点に置き換えてSDGsを考えること。さらに、孤立を感じがちなママが社会とつながっていると感じるきっかけのひとつにもなるかもしれないと思いました。

 

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