本選びがとにかく大事!「心が動く」一冊をセレクト

 とはいえ夏休みが終わるまでに、なんとか仕上げなくてはなりませんから、ここからは実践アドバイス。 「本選びすらこれから」という人は、とにかく「好きな本」を選ぶこと。課題図書(これがまたクセモノ…)があるなら仕方ありませんが、そうでなければ図鑑やまんがも立派な本! とにかくお子さんの心が動かされる、力のある本を選ぶことです。
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だって考えてみてください、感情が動かされない本に感想なんて生まれます? 本選びでは親はあまり口出しせず、「どれが楽しそう?」「好きな本だと楽しいよね」などと、子どもに「楽しい本を選んで書いていいんだ」と気づかせる声かけがポイントです。 それでも困ったら、小さな頃に読んであげた絵本を引っ張り出すのも手。これは内容もわかっているから「読む時間がいらない」、さらに思い出があるから「書くことに困らない」といいことづくめ。 現在の年齢だと幼すぎる内容でも、「その頃の自分はどんなところがおもしろかったのか、」「いまの自分はそれを振り返ってどう思うのか」「読んでもらっている時間がどんなものだったのか」と、感動的な盛り込み要素がいっぱい! これは使える手です。

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