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子供は何時に寝かせるべき?「子供」と「睡眠」の関係

子どもの健康

2019.07.07

 

子供の睡眠は成長のためのとても大切な時間のひとつになります。睡眠不足が続いたりすることで、肥満や生活習慣病などのリスクも高まってしまいますし、うつ病の発症率を高めてしまう要因にもなってしまうのです。

一般に「早寝、早起き」とよく言われていますが、それは理にかなったものなので、もし、睡眠不足などが懸念されるようであれば、生活習慣をしっかりと見直すことを考えてみる必要があるのです。

■睡眠のメカニズムを考える

多くの人は、だいたいいつも同じ時間に眠くなり、同じ時間に目が覚めますよね。もちろん、夜更かしをしたりすれば、起きる時間は遅くなることも少なくありません。これは、必要とされる睡眠をしっかりとって疲労を回復したり、エネルギーを節約するために必要な睡眠時間を体が調節しているのです。

そのため、十分に睡眠がとれていれば、目覚ましは必要とせず毎日同じ時間に起きることもできるのです。

その睡眠には2種類の睡眠があり、それらを90分間くらいの周期で交互に繰り返しています。レム睡眠とノンレム睡眠と呼ばれるもので、レム睡眠は眠りが浅く、夢をみる睡眠です。ノンレム睡眠では大脳を休めるための睡眠で夢を見ることはありません。

ノンレム睡眠は最初は深い眠りですが、周期を繰り返すごとに浅くなっていきます。逆にレム睡眠の時間は長くなっていき、体が覚醒するための準備をしているのです。

レム睡眠というのは、REM、Rapid eye movementの略で急速眼球運動を伴う睡眠のことで、寝ている最中も眼球が動いているのです。この間は大脳が覚醒しているため、夢をみたり、ちょっとのことで目が覚めたりするのです。

ノンレム睡眠の場合は、いわゆるぐっすりと寝ている状態なので、ちょっとのことでは目を覚ますことはないのです。そのため、スッキリと気持ちよく起きるには、レム睡眠の終わりごろが良いと言われています。

■理想の睡眠時間を考えよう

人間は個人差はありますが、年齢によって必要となる睡眠時間は異なります。基本的には年齢を重ねるごとに必要となる睡眠時間は少なくなっていきます。その必要な睡眠時間を考えて就寝の時間を決めるようにするとよいのではないでしょうか。

赤ちゃんのうちは、食事、つまり授乳の時間以外はほとんど寝ていますよね。生まれてから3カ月くらいになるまでは、睡眠時間は14時間から17時間程度必要とされています。また、11カ月くらいまでは12から15時間くらい必要となります。1歳から2歳くらいでは、11時間から14時間程度、また、5歳くらいまでは、10時間から13時間程度必要と言われています。

このくらいの年齢までは、就寝時間を意識せずとも自然に寝たり起きたりするので、それほど気を使う必要はないかもしれません。ただし、あまりに寝ていないようであれば、就寝時間に関係なく寝かしつけるようにしたほうがよいかもしれません。

「寝る子は育つ」と言われるようにしっかりと寝させてあげることが大切です。

■就寝時間を考えよう

学校や保育園に通うころになると、起床時間を考えなければなりません。そのためには、就寝時間も考えなければ、理想的な睡眠時間を得ることができなくなってしまいます。

近年は幼児でさえも、遅寝・遅起きの傾向が強くなってきているので、子供の生活リズムのことを考えると早めに寝かせるようにする必要があるのです。

厚生労働省の調査では、午後9時以前に寝る子供は20パーセント程度となっています。これは、両親の帰宅時間が遅いというのも原因の一つと考えることができます。ある程度の年齢になっていれば、9時台、10時台でもよいのですが、なるべく早めに寝かせてあげるというのが子供の成長のためには大切なのです。

特に日本の小中高の学生は世界的に見ても、夜更かしの傾向が強くなっています。

しっかりとした睡眠時間を得るには、必要な睡眠時間を考えて、就寝時間を考えると睡眠をしっかりととり、体を休めることができるのです。

■生活リズムを整えるには

睡眠時間を考えて、寝る時間を決めるのは大切ですが、生活のリズムを変えるのはなかなか大変です。就寝時間を決めても、その時間に眠れるというわけではありません。

そういった場合、まずは、起床時間を固定してしっかりと起こすようにしてはどうでしょうか。起床時にしっかりと太陽の光を浴びることで体内時計がセットされ、14時間後くらいに眠くなるようになるのです。朝、しっかりと起きる習慣をつけてしまえば、夜は自然と眠くなるようになるのです。

また、睡眠のためには、交感神経と副交感神経の切り替えが重要です。スマホ等の強い光などは交感神経を刺激してしまうので睡眠の妨げになってしまいますし、良質な睡眠が得られないという睡眠障害の原因にもなってしまいます。

ですから、睡眠時は睡眠のための環境をしっかりと整えてあげるということも大切なのです。

■まとめ

人は年齢とともに必要な睡眠時間は短くなっていきます。そのため、子供と大人では必要とされる睡眠時間は異なります。親の生活リズムに子供を合わせず、子供の生活リズムをしっかりと作ってあげることが大切なのです。

様々な病気などのリスクを軽減させるためにも睡眠はとても重要なものなのです。

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