季節別!宿根草を育てるポイント

春に花が咲くプリムラの手入れ方法は?

秋から春に花をつけるプリムラはヨーロッパでは英名ではプリムローズとも呼ばれ、バラのような美しい花の植物です。エディブルフラワーでもあり、花や葉が食用のハーブとしても利用できます。

 

この花は種から育てる方法と、市販の苗を購入して育てる方法がありますが、初心者は苗から育てるのがおすすめです。植える場所は水はけのよい日なたがよいでしょう。夏には昼過ぎから日陰になるところであれば、葉が枯れてしまうこともありません。プリムラは屋外で栽培するのに適していて特別な世話が必要がなく、元気がなさそうな時に少し肥料を上げる程度でも元気に育ちます。

 

夏に花が咲くエキナセアの手入れ方法は?

強い日差しや暑さに弱い植物も多いですが、夏に花が咲くエキナセアは暑さに強い花です。免疫力を高めてくれるハーブとして欧米では古くから人気がありますが、園芸用のエキナセアにはハーブとしての効果がありません。ハーブとして利用したい場合には注意が必要です。

 

暑さに耐える強さを持っている丈夫な花ですから、植えっぱなしでも大丈夫。ただし日当たりがよく風通しのいい場所がよく、逆に日陰でじめじめしたところは苦手としています。花が枯れた後はドライフラワーのような感じになり、冬になると葉も落ちてしまいます。

 

秋に花が咲くシュウメイギクの手入れ方法は?

秋に花を咲かせるシュウメイギクは、様々な環境にも順応できる耐性のある花ですが、暑さや直射日光が苦手なので、夏場はとくに注意が必要です。根の部分は熱や乾燥に弱いので、地植えの場合はあまり地面の温度が高くならない場所を選んで植えましょう。鉢植えで育てる場合は、季節に合わせて鉢を置く場所を変える必要があります。

 

また、水はけをよくすることも大重要。水はけが悪いと根腐れを起こしたりするので、植えるときに土を柔らかくしておくとよいでしょう。植える場所の土に腐葉土を混ぜると柔らかくなります。