5月10日(金)より公開中の映画『僕に、会いたかった』は、EXILEのヴォーカルTAKAHIROさんの初単独主演作品です。TAKAHIROさんが演じるのは、12年前のある事故をきっかけに記憶を失った元漁師。無精髭で寡黙な役という、これまでのTAKAHIROさんのイメージとはガラリと違うキャラクターです。
『僕に、会いたかった』
記憶を失った息子を優しく見守る母
絆と再生をテーマに描かれる家族の物語。記憶を失い、漁に出られなくなったTAKAHIROさん演じる元漁師・徹は、失った過去に葛藤しながらも、島で懸命に“今”を生きています。そんな徹の傍らには、松坂慶子演じる母の姿がありました。記憶を失った徹を優しく見守る母、そして島の人々。さらに、島にやってくる島留学生たちの触れ合いの中で、徹の記憶は蘇るのでしょうか?
本作の見どころは、今まで“見たことのない”TAKAHIROさんの姿です。無精髭といった見た目だけでなく、記憶を失った喪失感、何も思い出せない悲しさ、悔しさ、そして切なさを表情、佇まいで見事に表現しています。寡黙な役なので、セリフが極端に少ないのですが、溢れ出るさまざまな感情が伝わってきます。