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■離婚計画は弁護士に相談しましょう

離婚を決意してから実際に離婚するまでは長い道のりになります。前述の通り一般的には夫は離婚を防ごうとしますし、 離婚するまでに経済面で不安になることもあるからです。 本当に離婚をするべきなのかどうか迷ったら、弁護士に相談しながら計画を立てるのがおすすめです。弁護士は第三者ですから相談された内容を誰にも漏らしませんし、法律の知識に基づいて離婚した方がいいかどうかを判断してくれます。 法律相談をするだけなら実際に弁護士に依頼して動いてもらうよりは安価ですので、離婚をしたいと思ったらまずは弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。 弁護士は法律上の離婚原因を理解しています。妻が離婚原因としたものが法律上でも離婚原因になるかどうかを教えてくれます。 離婚調停は民法 決められたルールによって行われますので、そうした決まり事を知っておくと離婚計画が具体的になるでしょう。 夫が不倫をしていてその不貞行為を離婚原因とするのなら、夫が確かに不倫をしているという証拠を集めることから始めなければなりません。 弁護士に相談すると離婚した後の生活についてもアドバイスがもらえます。親権を取得する方法や一般的なシングルマザーの生活、離婚した人が受けられる給付や生活保護についても網羅してくれます。 ご紹介したように離婚は特に妻側の生活に大きな変化をもたらすものです。もし離婚しようと思ったら、 離婚した後の生活までしっかり考えたうえでやるべきことを実行していくのをおすすめします。