■積立投資を検討するのもオススメ
今現在、手元にまとまった金額がなくても、投資について諦める必要はありません。毎月一定の金額を貯蓄として積み立てられているのであれば、「その一部を積立投資に回す」という形で投資をスタートさせるのがオススメです。 積立投資は、月々の家計に負担にならない金額を自分で設定し、毎月コツコツと投資を行っていくことができます。「毎月一定金額を投入する」ことで、投資を行う時期によるリスクを、低減することにもつながります。 「月々の生活の中で浮いたお金」も、立派な余裕資金の一つだと言えます。こうしたお金を地道に投資に回していくことで、数年後には「ただ貯めておいただけ」のお金との違いを実感できるのかもしれませんね。 積立投資について考えたときには、「つみたてNISA」口座を活用するのがオススメです。本来であれば課税対象となる運用益ですが、つみたてNISA口座を活用することで、1年間に40万円、最長で20年間非課税にできます。 「ただなんとなく貯蓄が増えていく」という状況であれば、つみたてNISAで手軽な積立投資をスタートさせましょう。
■まとめ
投資との向き合い方は人それぞれで、「これが正解!」と言えるような答えは存在しません。だからこそ「難しい」と感じてしまう方が多いのも事実です。 しかし若い世代にとって、「自分の資産を守り、育てていく」という意識は非常に重要なもの。「余剰資金」について考えると共に、投資との付き合い方についても見直してみてくださいね。