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■保育園側の対応、実際のところは?

親の休みに子どもを保育園に預ける・預けない問題、どちらの意見にも納得できるポイントがあります。ここで気になるのが、「実際のところは、どちらが正解なの?」という点です。 親が仕事で休みのときに、子どもの保育園を休ませるべきなのかどうかは、保育園によって対応方法が異なっています。ある保育園では「親が休みでも保育園の利用はOK」としている一方で、「親が休みなら当然保育園も休み」というルールを定めているところもあります。 親が休みの日に子どもを預けられるかどうかは、まず保育園側に確認してみると良いでしょう。 ただし登園OKとしている園の中にも、それぞれでルールを設定しているケースがあります。 ・仕事が休みの日は、○時までにお迎えに行く


・事前に理由を説明し、許可をもらう 「黙っていればわからないだろう」と感じるかもしれませんが、「仕事が休みの日の保育園利用」は、当初の目的から外れた行為であることは事実です。 OKとされた場合でも、保育園側の好意によって成り立っているということを頭に入れた上で、園や保育士さんたちの負担を考えた行動をとることが大切だと言えそうですね。

■もしも保育園でNGと言われてしまったら?

保育園の中には、「親の仕事が休みなら、子どもも絶対に休ませてください」と、頑ななルールを設定しているところもあります。「どうして!?」と思う気持ちもわかりますが、園も保育士さんたちも、ギリギリのところで回しているのでしょう。理解を示すことも、大切です。 とはいえ現実には、「子どもがいると困る」ことがあるのも事実です。 こんなときには、保育園以外の預け先を検討しておくのがオススメです。 ・近所の認定こども園や幼稚園の一時預かりシステム


・ファミリーサポートの利用 保育園以外でも、一時的に子どもを預かってくれるような制度はあります。これらを利用すれば、子どもを預ける理由が問われることもありませんから、いざというときに利用できるよう、準備しておくのがオススメです。

■まとめ

親の仕事が休みのときに、保育園登園はOK?NG?問題は、保育園によって対応が異なるという事情があります。同じ保育園であっても、園の方針が変わることもあるので、注意する必要があるでしょう。 まずは園の方針を確認した上で、ルールについてもチェックしておきましょう。どうしても難しいという場合には、ほかの預け先も確保しておくと安心ですね。