共働きの主婦が抱える“献立・料理”の問題


献立アプリ「MENUS」を運営する合同会社「DMM.com」では、今年2月に「子育て中の共働き家族への料理・献立に関する調査」を実施。“共働きのフルタイム勤務・子育て中・週3回以上自身で料理を行う”女性を対象にしたアンケートから、献立作りの負担や栄養バランスへの不安感といった実態が明らかになりました。

 

たとえば「調理に必要な時間と費やせる時間はどれくらい?」という質問では、“必要な時間”は「60分」が最多だったのに対して“費やせる時間”は「30分以内」が最多に。調理時間の理想と現実に、どうやら大きな隔たりがあるようです。

 

「栄養に関する知識・リテラシーに自信がありますか?」という質問では、「あまりない」が37.4%、「全くない」が18.9%で半数以上の人が“自信がない”という結果に。ちなみに「ある」と答えた人は8.2%、「それなりにある」という人は38.2%にとどまっています。また「栄養バランスの配慮ができない理由は?」という項目では、「料理のレパートリーの少なさ」(48%)、「栄養に関する知識不足」(47.6%)、「調理する時間の不足」(44.9%)と僅差で続きました。

 

家庭内で密なコミュニケーションを図り、少しでも効率よく家事を回せたらいいですね。

 

文/内田裕子