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日常生活の中で感じる、家庭内や職場でのふとした感情。喜びや疑問もあれば、皮肉もあるかもしれせん。そんな感情を、5・7・5の17音で表現した“川柳”が話題になっているようです。

 

ゴールデンウィークの“現実”が身につまる


「オリックス株式会社」が開催している、“働きながら子育てに奮闘するパパとママの日常”をテーマとした「オリックス 働くパパママ川柳」。4月15日に第3回入賞作品が発表され、ユーモアセンスや哀愁感あふれる名句が並びました。

 

栄えある「大賞」に選ばれたのは、「10連休 預け先無し 金も無し」(みんママ・36歳/女性)。今年ならではの“10連休”に着目して時代を反映しつつ、子育ての苦労も滲ませた一句ですね。

 

続いて「パパ目線賞」は、「お尻拭き 社では上司の 尻拭い」(SKかぴさん・38歳/男性)、「こどもたち パパで遊んで ママで寝る」(だんな・31歳/男性)、「テレワーク 親子で参加 web会議」(さすけ・40歳/男性)の3句。思わず「わかる!」と膝を叩きたくなる人も多いのではないでしょうか。

 

「ママ目線賞」も同じく3句で、「『ママ元気?』 AIしのぐ 感知力」(とるまりん・30歳/女性)、「繁忙期 麺・麺・丼・丼・麺・丼・丼」(高知ぜよ・40歳/女性)、「育休を 取った旦那に 手が掛かる」(てんとうむし・35歳/女性)。育休を取得しながら「手が掛かる」と言われては、立つ瀬がないですね…。

 

「子ども目線賞」に輝いたのは、9歳の姫さんによる一句「お年玉 買いたいものは パパの時間」。今回から新設された「じぃじばぁば目線賞」には、セイチャンさん(70歳・女性)の「いだてんか 保育所向かう 嫁の足」が選ばれました。