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社会人として仕事をしていく上で、「もっと上を目指したい!」と思うことはありませんか? 会社での仕事ぶりが認められれば、やはり嬉しいもの。「頑張ってきてよかった!」なんて気持ちも強くなりますよね。 とはいえ「子育て」と「仕事」を両立しようとすると、「仕事だけに時間をつぎ込み、がむしゃらに頑張る!」なんて行動が難しいのも事実です。 こんなときには、自己プロデュースでチャンスの幅を広げていきましょう! 働くママが「出来る人」を目指すために、覚えておきたい「自己プロデュースの重要性」とコツを紹介します。

■ビジネスの現場で欠かせない「自己プロデュース力」とは?

まずはビジネスの場で欠かせないと言われる「自己プロデュース力」とは、どのような力のことを示しているのでしょうか。「知っているようで、実はよくわかっていない……」なんてときには、具体的な内容を頭に入れるところからスタートしましょう。 自己プロデュース力とは、「自分自身を演出する力」のことを言います。ビジネスでは、その場に応じてさまざまな個性や特技を求められることになります。しかしいくら「特別な能力」を有していても、それを保有しているかどうか、外から見ただけではわからないもの。 結果を求める上司や顧客にとって、「魅力的な人材」として映るためには、自分自身を適切にアピールすることが求められます。このために必要とされるのが「自己プロデュース力」というわけです。 「自分自身を演出する」と聞くと、「演技力で、本来とは違った自分になる」ことをイメージする方もいるかもしれません。しかし実際にはそういうことではなく、自分自身の中にある「魅力」を、より分かりやすい形で相手に伝えるための能力だと言えます。 ビジネスで誰かに評価されたい!と思ったら、自己プロデュース力は欠かせないもの。また自己プロデュース力さえ身につけておけば、限られた仕事時間の中でも、自分の能力を発揮しやすくなるのです。

■自己プロデュース力を高めることで得られるメリット

自己プロデュース力を高めることで得られるメリットは、以下のとおりです。 ・得意な分野で能力を発揮しやすくなる


・得意な分野で仕事をすることで、結果や評価につながりやすくなる


・自分自身の価値を高めることができる


・自分の能力を自分自身が把握することで、自信をもって仕事ができるようになる


・チャンスが巡ってくる可能性が高まる


・人との結びつきが強くなる 自分の能力を積極的にアピールできるようになれば、その分野において、仕事を回してもらえる可能性もアップするでしょう。自信を持って仕事に取り組むことができますし、またそうした仕事は、良い結果や評価につながりやすくなるはずです。 また仕事をする上で、「自分には何も価値がない」と考えてしまうワーキングマザーの方は決して少なくありません。働く時間が限られること、また周囲のサポートが必要となる場面が多いことなどから、このような思考回路に陥ってしまうのでしょう。 自己プロデュース力を発揮して、自分自身の強みを自覚することができれば、自然と自信も生まれてくるでしょう。良い仕事が、次のチャンスや、有能な人同士の結びつきを運んできてくれます。