習い事選びの基準は?
実際に近頃の保護者たちは、どのような基準で習い事を選んでいるのでしょうか。有名進学塾「栄光ゼミナール」が昨年実施した「小学生の習い事に関する実態調査」では、「小学生の間に習った(習っている)習い事を選ぶ際に特に重視したことは何ですか」という複数回答方式の質問が。この調査で一番回答数が多かったのは、「子どもがやりたがっているかどうか」の81.8%でした。2番目に票を集めたのが「曜日や時間帯の都合が合う」で54.1%、第3位は「子どもの将来に役立ちそうかどうか」で50.9%という結果に。比べてみるとやはり1位が断トツで、子どもの意思を尊重する傾向にあるようです。
ちなみに「以下の習い事について、習ったことがある(習っている)かどうか教えてください」という設問では、「水泳(83.2%)」「英語・英会話(60.8%)」「ピアノ(53.7%)」がトップ3に。いずれも定番のものですが、今後子どもの習い事はどのように変化していくのか注目です。
文/長谷部ひとみ