4月19日よりNetflixにて全世界で独占配信がスタートする『リラックマとカオルさん』。動くカオルさんが登場することでも話題を呼んでいます。アラサー女性・カオルさんとリラックマたちの12カ月を描き出す物語。忙しい毎日を送る女性たちに癒しの時間を与えてくれることはもちろんのこと、ちょっぴり毒っ気もあり! で「そうそう」と共感できること間違いなし!
ふわふわな体、優しい目、そして安定のマイペースぶり。いつのまにか住みついたリラックマのおかげで、いつもほんわり温かいカオルさんの毎日が描かれる『リラックマとカオルさん』で脚本を担当した荻上直子さんにインタビュー!リラックマやカオルさんの魅力について、さらに双子のママとして仕事と育児をバランスよく両立するコツや、本好きの荻上さんのおすすめの本についてお話していただきました。
—— 荻上さんがリラックマに抱いていた印象はどのようなものだったのでしょうか?
荻上さん
リラックマの存在はもちろん知っていましたが、脚本のお話をいただくまでは、「寝転んでいる姿が可愛らしい」という印象を持っている感じでした。本作に関わりたくさんグッズをいただいて、子どもたちがとてもよろこんでいます。
—— リラックマの登場から15年以上が経ち、今回、ついにファン待望のカオルさんが登場ということで、とても注目されています。カオルさんを描くうえで意識した点はありますか?
荻上さん
サンエックスさんから「リラックマが本当に実在していると思っている人もたくさんいるんですよ」と説明されたときに、「たくさんのリラックマファンが大事にしているリラックマの世界観を壊しちゃいけない」と感じました。そのイメージを大切にするためには、カオルさんをしっかり描かなければいけない。友達にいそうなキャラクターで、「わかる!」と共感できる部分を持っているカオルさんの日常を丁寧に描きたいと思いました。