友達よりも親と遊ぶ子どもが続出!
通信教育などの事業を展開する株式会社ベネッセホールディングスは、以前に「幼児の生活アンケート」を実施。はじめに「幼稚園や保育園以外で遊ぶことが多い相手は?」と尋ねたところ、友達が27.3%に対して母親が86.0%という結果になっています。
また母親が家を空けた時に子どものお世話をする人を聞くと、「祖父母や親せきなど(73.8%)」がトップでした。第2位は「父親(65.7%)」で、過去の調査データと比べると14.8%も数値がアップ。友達と遊ぶ機会が減る一方で、親との関わりが密になっていることが明らかになりました。
最近では、“子どもの友達付き合い”に力を入れていない親が増えている様子。子育てで「友達と一緒に遊ぶこと」を大切だと思う親は19.6%でしたが、過去のデータよりも少ない割合になっています。また幼稚園や保育園に求める教育として、「子どもに友達付き合いが上手になるようにしてほしい」と回答する親も減少傾向に。
さまざまな声が寄せられた“子どもの遊び相手”問題。子どもをしっかり喜ばせるためにも、ベストな状態で臨みたいですね。
文/古山翔