「雪見だいふく」の開発ヒストリー


ちなみに「雪見だいふく」が販売を開始したのは1981年のことで、実は昭和の時代からあった食べ物。それ以前には「わたぼうし」というマシュマロで包んだアイスを販売していたのですが、「もっと日本人好みの素材、おもちを使っただいふく風のアイスはどうだろう」と当時の開発者が思いつき「雪見だいふく」が開発されたそうです。

 

そんな「雪見だいふく」はすっかり日本人の生活に浸透し、1984年には学校給食にも採用。また1992年発売の「梅見だいふく」と「月見だいふく」を皮切りに、数々のサブフレーバーがリリースされてきました。昭和、平成と長い間人々に愛されてきた「雪見だいふく」。“令和”になってからは、どのような商品が開発されるのでしょうか。

 

文/河井奈津