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日本FP協会が、全国の20代~50代の就業女性を対象に「働く女性のくらしとお金に関する調査」を実施。働く女性が意識する仕事への取り組み方や、貯蓄・節約に対する関心が明らかになりました。

 

“バリキャリ”より“ゆるキャリ”派が多数


働く女性の仕事や働き方についての意識を探るため、全国の働く女性1200名に「仕事や働き方」に関するアンケートを実施。質問に対して、自分の意見に近い回答を選択してもらいました。

 

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まず「“外に出て働いていたい”と“家庭のことに注力していたい”ではどちらに当てはまりますか?」と質問。「外に出て働いていたい」と回答した人は62.7%、「家庭のことに注力していたい」は37.3%となりました。世代別にみると、「家庭のことに注力していたい」と回答した割合が最も高いのは20代(45.0%)という結果に。

 

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次に「働くなら“バリバリ働きたい”と“ゆるく働きたい(家計の足しになる程度)”のどちらに当てはまりますか?」と聞きました。「バリバリ働きたい」(33.6%)よりも、「ゆるく働きたい」(66.4%)と答えた人の割合が多くなっています。一方「バリバリ働きたい」の割合が最も高いのは50代(38.0%)。上の世代は若い世代と比較して、「家庭」よりも「仕事」に重きを置いているのがわかります。

 

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夫婦共働きの家庭では、結婚後に家事の役割分担が議論になることも。そこで全回答者に「結婚後に(夫が望むなら)夫が専業主夫になってもいいと思いますか?」と質問すると、「そう思う」は35.4%、「そう思わない」は64.6%となりました。

 

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また「家事も育児も家計管理もできそうで、専業主夫をお願いしたい男性」のイメージにあてはまる男性有名人を聞いたところ、「つるの剛士さん」を挙げた人が74名で第1位に。2位は「速水もこみちさん」(64名)、3位は「杉浦太陽さん」(39名)という結果になりました。つるのさん、速水さんは2018年の調査結果と同じ順位で、「家事に協力的」「料理上手」といったイメージが定着しているようです。