徐々に広がっているキャッシュレス化


世界に比べて日本は、キャッシュレス決済の比率が低いというデータが。しかしキャッシュレス化の波は、生活の中にどんどんと押し寄せているようです。

 

4月2日からは楽天が、野球場「楽天生命パーク宮城」でのキャッシュレス化を開始。チケットやグッズだけでなく、ビールなどもスマホアプリやクレジットカードで購入できるようになりました。ほかにも楽天は、サッカーチーム・ヴィッセル神戸の主催試合が開かれる「ノエビアスタジアム神戸」をキャッシュレス化。現金を持たずにスポーツ観戦できる取り組みを進めています。

 

また今年2月からは京都市上下水道局が、「LINE Pay」による上下水道料金の支払いに対応。1回の支払いが5万円以下の場合、納入通知書のバーコードをアプリで読み取るだけで支払いが可能に。上下水道料金のキャッシュレス化は、2018年8月に神奈川県が全国で初めて導入。翌月には熊本市が導入して話題を呼んでいました。

 

まだ日本では普及しきっていないキャッシュレスですが、導入する企業や公的機関も増えているようす。仕組みを知って、上手に使いこなしていきたいものですね。

 

文/河井奈津