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最近では、“建築業”にチャレンジする女性が増えています。しかし男性が多く勤めているため、女性にとって働きづらい環境のところも。そこで今回は、“女性専用パウダールームの設置”について注目していきましょう。

 

“女性専用スペース”設置に賛否の声


2016年に鹿島建設株式会社は“女性が働きやすい環境”を実現するため、現場に女性専用スペースの「パウダールーム」を導入しました。パウダールームとは、全身鏡を配置した更衣室や防犯ブザー付きのトイレなどが用意されたスペースのこと。ニュース番組の『おはよう日本』(NHK)でも“パウダールームの設置”を特集しており、多くの人から関心が寄せられています。

 

報道を見た人からは、「建設現場って女性が落ちつけるスペースが少ないからとても嬉しいニュース」「建築の技術者は男性が多いけど、これからは女性も増えそう」「やっと女性が活躍できる環境が整ってきたね」といった反響の声が。

 

しかし一方で、“パウダールーム設置”に対し「現場の働きやすさを改善すべきなのに、化粧できるスペースを作っても意味がない」といった厳しい声も続出。他の意見には「女性用のトイレは大切だけど、化粧するスペースの“パウダールーム設置”は仕事に関係ないでしょ」「仕事内容ではなく化粧に焦点を当てるのがズレている気がします」「パウダールームを設置したってことは“女性は必ず化粧しろ!”ってことだよね。強制させられる感じが嫌だ」といったコメントが寄せられていました。