■トラブルにならないためにも防音対策を

隣人トラブルを引き起こさないためにも、防音対策は前もってしっかり対策しておきましょう。 ・子どもの楽器の習い事は窓を閉めて 騒音トラブルの中で特に多いのが、子どもの楽器を鳴らす音についてです。ピアノやバイオリンなど、子どもに楽器関係の習い事をさせている場合、どうしても自宅で練習時間が必要となります。 練習する場合は家中の窓を閉める、夕方以降は音を鳴らさない、防音できるクッション材などを部屋に設置するなどの工夫をしましょう。 ・テレビのボリュームを上げすぎない テレビの音はスピーカーから振動するため、隣人がうるさいと感じてしまいます。特にテレビは壁際に置くことが多いため、マンションなどの場合はその音が壁を伝わり、隣人宅にそのまま伝わってしまうこともあります。 ボリュームを下げるのはもちろん、テレビの後ろに防音材を置く、またはテレビの位置をベランダ側にするなど、対策をしましょう。 ・夜中に掃除機や洗濯はしない 掃除機や洗濯機を回す音は日中でも響きますので、夜になるとさらに音が周りに響いてしまいます。しかし共働きの夫婦の場合、帰宅後しか洗濯や掃除機ができないという人も少なくありません。 最近の洗濯機なら予約機能がついていますので、帰宅時間に合わせて予約をしておけば、夜中に洗濯機を回さずに済みます。 掃除機はいっそのこと、ロボット掃除機の購入を検討してみるのも良いでしょう。ロボット掃除機は音も静かですし、予約機能もついていますので、音を気にせず利用することができます。 ・カーペットを敷く マンションの場合、下の階に対しての騒音トラブルが多いものです。歩く音だけでもクレームを受けることがありますので、カーペットやラグを敷いて対処しましょう。 さらに防音を強化したい場合は厚めのベニヤ板を敷き、その上にカーペットを敷けば、遮音率はかなり上がります。

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■まとめ

防音対策について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。生活音が出るのは仕方ないと思うのではなく、隣の人にうるさい思いをさせないように、ちょっとした気遣いをすることが大切かもしれませんね。