あなたの周りにも、きっと一人はいる「かまってちゃん」。とにかく「かまって!」とアピールされると、うんざりしてしまう方も多いのではないでしょうか。 ある程度距離を置ける相手であれば、「かまってちゃん」に悩まされることもないでしょう。しかし時には、仕事関係の相手や近しい知人など……距離を置くのが難しい!というケースもあるのではないでしょうか。 こんなときには、面倒なかまってちゃんに対しても、スマートな対応を心掛けてみてください。かまってちゃんを味方につける処世術を紹介します。
■まずは「かまってちゃん」の特徴を知ろう!
かまってちゃんとうまく付き合っていくためには、まずはその特徴を頭に入れておく必要があります。相手の特性を知っていれば、「こんな場面でどう対応すれば良いのか」と悩むことも少なくなるでしょう。 かまってちゃんの特徴としてまず挙げられるのが、「自分に自信がない」という点です。 「自分なんて、価値がない」という思いが強く、そのためにいつも不安を抱えています。一人になるとその不安はどんどん膨らんでしまい、居ても立ってもいられなくなってしまうのです。 かまってちゃんにとって、こうした不安を軽減するための行動こそが「周囲の人に自分を認め、肯定してもらう」ということなのですね。 周囲としては、「そんなの、自分で勝手になんとかしてよ!」と思うのも当然のことなのですが、かまってちゃんに、こうした思考回路は通用しません。 基本的に人の話は聞いていませんし、自分で責任を負うことも好みません。「都合の悪いことがあれば、常に周囲の人のせい」という考え方のかまってちゃんも、決して少なくないのです。
■まともに相手をしても、損をするだけ!
かまってちゃんの特徴を踏まえてよくよく考えてみると、「関わってもあまり良いことがないのでは?」という思いが、頭をよぎる方も多いことでしょう。この考え方は、間違っていません。かまってちゃんの対応にうんざりせず、責任を押し付けられないためには、距離を置くのが一番でしょう。 それが難しいときでも、基本的には「まともに相手をしない」というのが、賢い関わり方だと言えます。 とはいえ、自分が認められなければ、いつまでもしつこかったり、すねたりするのがかまってちゃんの特徴だと言えます。ここは一つ、心を無にして「相手を適度に満足させる褒め言葉」を伝えてみましょう。 ここで使えるのが、相手を良い気分にさせる「さしすせそ」です。 さ……さすが~!
し……知らなかった~!
す……すごい~
せ……センスあるね!
そ……そうなんだ! 相手の話に相づちを打っているだけなのですが、相手は気持ちを満足させてくれます。 あまり褒め過ぎて、かまってちゃんにロックオンされてしまうのも、避けたいところ。この程度の「適度な距離感」を心掛けるのがオススメです。