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近年はインターネットの回線速度がどんどんとアップしていることもあり、大容量の動画の配信もスムーズになってきています。そのため、さまざまな動画配信サービスが提供され、契約する人も増えてきています。 家庭にインターネットの環境が必要となるのですが、現在はほとんどの家庭でインターネットの環境が整っている状態ですから、テレビやレンタルDVDに変わるものとして考えてもよいのかもしれません。

■契約者が増えている理由

まず、そのサービスの安さです。ほとんどの動画配信サービスが月額で1,000円以下となっています。 DVDの新作をレンタルすることを考えて見てください。1枚で300円程度必要です。 3枚レンタルすると消費税をいれると1,000円近くになってしまいます。 さらに動画の品質が良くなってきており、ブルーレイとはいかないまでも、DVDくらいの品質での配信が可能になっているのです。 インターネットの環境さえ整っていれば、毎月レンタルDVDを利用している人であれば、動画配信のほうが経済的にかなり楽になるのです。 また、動画の再生をするために特別な機器が必要ではないという点も契約者を増やしているといえるのかもしれません。 本来であれば、パソコンを使用するのでしょうが、ゲーム機を搭載しているものでは、動画をストリーミング再生することができますし、最近はテレビ自体が対応したものもあるので、手軽に動画が見られるのです。 また、見逃してしまったテレビドラマなどもすぐに配信されるので、録画する必要などもなくなるのです。

■動画配信サービスの種類

動画配信サービスにはいくつかの種類があります。現在最も利用者が多いのが、SVODと呼ばれるものです。 これは、月額見放題型というもので、月額で1000円前後を支払うことで好きなだけ動画を見ることができるものです。どれだけ見ても料金が変わることがないので、しっかり動画を見る人に向いているサービスということが言えるでしょう。 TVODは都度課金&視聴時間制限型と呼ばれるものです。これは見放題とはなりません。購入してから数日間に設定された視聴期間の間のみ視聴が可能になるものです。要するに、レンタルDVDの配信版といったところでしょうか。 レンタルと異なるのは、延滞という概念がありません。 レンタルであれば、そのままレンタルを延長することも可能ですが、配信の場合は再度購入する必要があるのです。 ESTはTVODに似ていますが、都度課金型で視聴時間制限はありません。TVODがレンタルであるのに対して、ESTはセル、つまり、その作品を購入するという形式となるため、何度でもいつでも再生が可能になるのです。 ただし、パッケージ製品ではありませんから、不要になった時に売却するということができません。また、他のサービスに比べると新作の登場が早いという点がありません。いち早く最新作を配信で見たいという人向けということになりそうです。 最後がAVOD、広告運用型無料型と呼ばれるものです。動画内に広告を流すことで無料で動画を見られるようになるものです。ですが、劇場公開作品やテレビ放映作品を扱うことができないため、個人作成の動画や、公式なミュージックビデオなどに限定されてしまいます。