小さい子が外で遊ぶと靴下がドロドロになってしまったりしますよね。また部活動をしている子供の靴下も泥まみれになりがちです。しつこい泥汚れに毎回苦労している方も多いのでは? 今回はどろんこになった靴下でも家庭で真っ白にするテクニックをご紹介します。
■汚れの種類とは?
ところでなぜ泥がついた靴下は汚れが落ちにくくなってしまうのでしょうか?まずは汚れの種類を知っておきましょう。 服につく汚れの代表的なものは3種類あり、それぞれ水溶性、油溶性、不溶性に分かれます。 水溶性の汚れは汗や糖分などを含む汚れです。水に溶けるので水溶性の汚れだけであれば水だけで落とすことが可能です。 ですが汗に含まれる汚れは塩分のほかに皮脂も混ざっていますから、油溶性の汚れに効果のある方法で洗濯をしないと目に見えない汚れが残留します。 油溶性の汚れは皮脂や油などのことです。水には溶けないので油汚れに反応するアルカリ性の洗剤などを使って洗濯しましょう。 実は油は酸性の汚れですのでアルカリ性で中和して落とせるのです。覚えておくと便利ですよ。 洗剤の中でも界面活性剤が入ったものであれば、油汚れを浮かして?がす効果があるので油汚れに有効です。 最後に不溶性の汚れですが、泥が該当します。厄介なことに水にも溶けず油にも溶けません。 特に困るのが衣類に泥がついてしまってから、すぐに水洗いをするとかえって広がってしまうことです。水によって泥が細かくなり、繊維の隙間に入ってしまうのですね。 泥が落ちにくい理由がわかったでしょうか? 頑固な泥汚れも適切な方法を使用すれば比較的簡単に落とすことができます。どろんこ靴下を真っ白にするテクニックをご紹介しましょう。