■ヘルシーなお弁当を作るための割合とは?

自分にピッタリサイズのお弁当箱を選んだら、次はヘルシーなお弁当を作るためのコツを実践してみてください。「カロリーを計算してヘルシーなお弁当を作る」と聞くと、なんとなく面倒そうなイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。 しかし実際には、「毎日計算して調理をする」というのは、簡単ではありません。こんなときには、計算なしでも実践できる、ヘルシーなお弁当作りのコツを実践してみてください。 ヘルシーなお弁当を作りたい!と思ったときに、意識したいのは「バランス」です。「主食3:副菜2:主菜1の割合を意識して、作ってみてください。 「太る」イメージも強い主食ですが、「ごはん」を選んで詰めることで、腹持ちが良くなります。次に多く詰めるのは、「副菜」となります。野菜や海藻、きのこ、豆類などを積極的に選んでおかずにしてみてください。面倒なときには、冷凍食品や「詰めるだけ」の食品を上手に使うのもオススメの方法です。 お弁当のバリエーションは、副菜を増やすことでどんどん増えていきます。好きなメニューを中心に、使い勝手の良い副菜について検討してみてください。 また「わざわざ作るのが面倒くさい!」という場合には、夕飯のおかずを、次の日のお弁当の副菜として流用するのがオススメです。夕飯を作ったタイミングで、お弁当用のカップに取り分けておきましょう。冷蔵庫で保管しておいたものを、朝、お弁当箱に詰めるだけでOKです。 最後に、もっとも割合が小さくなるのが、主菜です。こちらはお肉やお魚など、メインのおかずとなるものを指します。「全体の1割」と考え、多くなりすぎないように工夫することが、ヘルシーさをキープするポイントとなります。

 

■毎日が難しいなら、「週に何日か」からスタートしよう!

コストダウンにもカロリーダウンにも効果的な、お弁当作戦。しかし「毎日作ろう!」と思うと、「ハードルが高い……」と感じる方も多いのではないでしょうか。そのために早起きをする!というのも、決して簡単なことではありません。 しかしお弁当は、「必ず毎日作らなければならないもの」というわけではありません。例えば、「週に一度だけお弁当にする」という方法であっても、その日の食事を「油分たっぷりのカロリーランチ」から「ヘルシーお弁当ランチ」へと切り替えることができます。 その分のカロリーは、確実に削減することができますから、メタボ対策につながることでしょう。「週に一度だけ」と決めることで、お弁当作りへのハードルは大幅に下げられるはず。お弁当作りのコツや手抜きのポイントがつかめてきたところで、作る回数を増やしていくのがオススメです。

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■まとめ

将来的にも健康を守っていくためには、体重管理が重要な意味を持ちます。実際にメタボになってしまってから、改善のための対策を講じるのは、決して簡単ではありません。そうならないよう、なる前から予防意識を持っておくことが大切です。 「夕食はできるだけ我慢したくない!」というときには、ランチから摂取カロリーの削減を意識してみるのがオススメです。外食やコンビニランチと比較すると、お弁当は自然とカロリーダウンしやすいという特徴があります。 新たなお弁当箱を購入するときには、食べ過ぎを防ぐため「大きすぎないもの」を選択するのがオススメです。食べ過ぎを防げるお気に入りを見つけてみてください。