気の置けない関係が仇に（かなさん/39歳/事務）
私が小さかった頃は「虫歯になるから」「体に悪いから」という理由で、お菓子やジュースをほとんど食べさせてもらえませんでした。唯一食べられるのは、外食や誕生日のときだけ。おかげで歯医者にはお世話にならないまま大人になりましたが、いまでも「あれは厳しすぎたのでは」と感じています。 そんな厳しかった母親も、いまではすっかりおばあちゃん。2人の娘を溺愛してくれるのはいいのですが、問題は「なんでも好きなだけ食べさせる」こと。ちょっと目を離すと、すぐにお菓子を与えるんです。しかも1箱まるごと食べさせたり「他のも食べたい？」と違うお菓子を持ってきたり。
「もうすぐご飯だから」「ちょっとあげすぎだよ」と注意しても、「ほんのちょっとじゃない、これぐらい大丈夫よ。あなたは昔から神経質なんだから」と聞く耳を持ちません。 何かにつけて「あなたは昔から」を持ち出す母にうんざり。姑に悩まされる話はよく聞きますが、まさか実母に悩まされるなんて…かえって厄介です。
