離婚の原因は様々ですが、話を聞いていると「旦那の帰りが遅かったから」と言う妻の、なんと多いこと! 「そんなことで!?」と感じる方もいるかもしれませんが、帰りが遅かったことから始まって、〝夫婦関係の大切な部分〟に気づいてしまうことも…実際に離婚するに至った妻に、お話を聞きました。
早く帰ってくると苦痛になって…(しほさん/42歳/美容院)
別れた旦那は、帰りが遅くなることが多い人でした。でもいつも事前の連絡はくれず、帰ってから「ごめん、遅くなった」と言うばかり。こっちにだって、都合ってもんがあります。 「遅くなるなら、もう少し早めに教えてくれない?」と頼んでも、「いやぁ、難しいなぁ…そのときの状況によるし…」と言って、歩み寄ってはくれませんでした。残業代もしっかり増えていたので、本当に仕事をしているのは間違いなさそうでしたけど。
そのうち、旦那の帰りは気にもならなくなってきて。(どうせ今日も遅くなるでしょ)と子どもと晩ご飯を済ませ、子どもが寝たら(録画したドラマ見よ!)と、自分の時間に楽しみを見出したりするように。 そうすると不思議なもので、逆に早く帰ってきた日には(あーあ、自由時間がなくなっちゃたよ)とうんざりするようになりました。 そんな状態が長く続くにしたがって、旦那への愛情は降下するいっぽう。それは旦那にも伝わったようで、「早く帰って一緒にご飯を食べよう」という以前の思いもなくなってしまったようでした。 そのまま夫婦関係は冷え切って、ついには「職場の女性を好きになった」と宣告され…お互いなんの未練もなくあっけなく離婚したんです。