「親友だからこそ」の思い届かず(佳奈さん/30歳/事務員)
保育園で一番最初にできたママ友とは、初対面から自然と気が合っていつしか親友のように感じていました。しかし、ある出来事をきっかけに彼女とのつき合いは終わってしまったんです。 子どもを連れて彼女とファミレスでランチをしていたときのこと。しばらくおとなしく座っていた彼女の子どもがいきなり騒ぎ始めたんです。周りの席へ行って勝手に料理を食べようとしたり、とにかく見るに堪えないもの。
さすがにまずいと思い「こら!」と叱ると、彼女は「なんでそんなに怒るの!? かわいそうじゃない!」と…これには愕然としました。でも親友だと思っているからこそ「あなたの子どもにも、悪いことは悪いと教える責任があると思っている」「そもそも本来は、親のあなたが叱るべき」だと、懸命に伝えました。 しかし、そんな私の思いは彼女には届かず、「人の家の教育方針に口を出さないで!」と一喝し、彼女は子どもを連れ帰てっていきました。大切なママ友を失いましたが、決して後悔はしていません。いまでも「間違ったことはしていない」と思っています。