絶対に「送ってはならないメール」を、「送ってはならない人」に送信してしまう…いわゆる〝誤爆メール〟。仕事や職場でもよくある話ですよね。今回お話を聞いたのは、夫から不倫相手に送ったはずの〝誤爆メール〟をブッこまれた妻たち。予想外かつ破天荒なその内容と思いもよらぬ修羅場、妻たちのウィットあふれる切り返しに注目です!
「あの夜のこと」教えてね(奈緒美さん/35歳/販売)
ある日、休憩時間中に携帯を見ていると、旦那から〝長文メール〟が届きました。定規で測ったら十数センチはあろう長文で、よくよく見るとどうも私宛ではない雰囲気。 「いろいろ考えたけど、やっぱり◯◯ちゃんのことが好きなんだ。毎晩◯◯ちゃんのことを考えて眠れなくなるし、なにをしていても◯◯ちゃんの顔が浮かんでくる。仕事が手につかないんだ。確かに俺は結婚しているけど、でもそれは、俺が◯◯ちゃんとつき合っちゃいけない理由になるのかな? あの夜のこと忘れちゃったの? もう一度考え直してほしいんだ」
…と、かなり抜粋しましたが、おおよそこんな内容です。恐らく「◯◯ちゃん」とは不倫相手のことで、別れを告げられたにも関わらず、未練がましく長文メールを送ったのでしょう。 それにしても、内容に突っ込みどころがありすぎてびっくりします。妻としては、仕事中くらいは「◯◯ちゃん」のことは忘れて集中してほしいし、夜も翌日のために寝てほしい。しかもそもそも既婚者は、誰ともつき合っちゃダメなんです! (こいつバカだ…)と思いながら、「とりあえず、今晩帰ったら『あの夜のこと』を詳しく教えてください」と返信しておきました。