平凡な侍の正体は……
時は幕末。外国からの脅威が迫る中、安中藩主の長谷川博己演じる板倉勝明は、藩士を鍛えるために十五里、約58キロの山道を走る遠足(とおあし)を開催します。しかし、この遠足がなんと幕府への反逆と誤解され、藩士不在の城に安中藩の取り潰しを狙う刺客が送り込まれるのです。その危機を“ただ一人”知る男、それが佐藤健演じる唐沢甚内。甚内は普段はいたって普通、平凡な侍なのですが、実は幕府のスパイとして藩に潜入している忍びだったのです!
遠足に参加中に藩の危機を知った甚内は、計画を食い止めるために走り出します。佐藤健がキリッとした表情で、颯爽と走る姿は必見! 和服も似合うし、ただ走っているだけでも本当に惚れ惚れしちゃいます。