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4月18日から開催される第11回沖縄国際映画祭では、恩納村を舞台に撮影した新作『NAGISA』の上映が決定しており、映画監督としての活躍がめざましい照屋年之。お笑い芸人・ガレッジセールのゴリとして活躍する照屋年之ですが、実は、これまでに9本の短編、1本の長編を製作しているんです。
今回ご紹介する映画『洗骨』は、沖縄を中心に全国で大ヒット中。自身が2016年に製作した短編を長編映画化した作品なのです。
映画『洗骨』
ニューヨークの映画祭で観客賞を受賞!
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お笑い芸人らしく、しっかりと笑いをとりながらも、祖先や家族についてじっくりと考えさせられ、最後は心がぽかぽかとあたたまる映画『洗骨』。照屋監督の長編2作目となる本作は、過去に製作した短編映画『born、bone、墓音。』を長編映画化した作品で、ニューヨークで開催された北米最大の映画祭「第12回JAPAN CUTS」では観客賞を受賞!海外でも高い評価を得ている映画なのです。他にも「モスクワ国際映画祭」「上海国際映画祭」「ハワイ国際映画祭」などの国際映画祭に選出されている作品です。
タイトルにもなっている洗骨とは、今では沖縄の一部の離島のみに残る風習で、亡き人を「あの世」に風葬した後、数年後肉がなくなり骨だけになった頃に対面し、縁深き者たちの手により骨をきれいに洗うというもの。そこでようやく「この世」と別れを告げることになるのです。