夫婦として毎日一緒に生活していれば、ときに意見がすれ違うこともありますよね。その結果、夫婦喧嘩に至るような場面もあるでしょう。 このような場面において、「私がこんなに一生懸命話しているのに、夫が黙り込んでしまうのが腹立たしい!」なんて感じたことはありませんか? 実はこれ、世の女性たちの多くが抱えている悩みなのです。 なぜ黙り込むのか、男性心理を探った上で、妻だからこそできる、上手な対処方法について紹介します。
■妻とのケンカ、夫が黙り込む2つの理由
ケンカの原因や今後について、一生懸命に話している妻に対して、夫が聞いていないような態度をとったり、ぷいっと別室に移動してしまったり……。「きちんと話し合って解決したいのに、これじゃ無理!」なんて思う女性も多いのではないでしょうか。 しかし夫が黙り込むのには、きちんとした理由があるケースも多いのです。以下の2つの理由のどちらかに、当てはまる点がないかどうか、まずは確認してみてくださいね。 ★何を言っても無駄だと考えている 男性と比較すると、女性は「感情」を重視すると言われています。夫婦間に何か問題が起きたとき、夫側が「冷静に対処しよう」と心掛けていても、女性はまず「感情」で反応してしまうようなケースもあるでしょう。 このような場合、いくら夫が理屈で妻を説得しようとしても、妻はそれを聞き入れません。なぜならそれは、妻が求めている言葉ではないからです。 この状況を夫の側から見ると、「俺は冷静に意見を言おうとしているのに、何を言っても聞き入れてもらえない」となります。こうした状況をこれまでに何度も繰り返していれば、夫が「妻が怒っている今は、何を言っても無駄だから」と考えるのも、無理はないのかもしれません。 夫が口を出すことで、事態がさらにややこしい方向に進んでしまう可能性もアリ。こうしたトラブルを避けるため、経験則から「だんまり」に走る男性も少なくないと言われています。
★俺は悪くない! 男性が黙り込んでしまう理由、もう一つは「今回の喧嘩において、俺は悪くない」という姿勢を示すためです。妻と喧嘩になっても自分の意見を曲げたくないときには、男性は「黙り込む」という手段に出やすくなると言われています。 女性にとっては、「自分が間違っていないなら、きちんとそれを伝えなさいよ!」と思ってしまいがちですが、男性にとって、それは「面倒なこと」なのですね。 黙ることで、自身の正当性を主張しているケースもあります。