子どもが生まれる前は、自分の好みのファッションを好きなように楽しんでいた方も多いはずです。しかし、いざ子どもが生まれてママになると、体型の変化や子供の世話に追われて、どんな服を着ればいいのかわからなくなっていませんか? 今回は、新米ママはできれば避けたいNGファッションを4つ紹介します。
■新米ママNGコーデ:ブランド物の高価な服
女性たちにとって憧れの、高級ブランドの高価な服。颯爽と着こなすことで、「自分の個性や魅力を存分に発揮できる!」と感じる方も多いのかもしれませんね。一人の女性としては、そうしたスタイルもとてもステキです。 しかし「赤ちゃんとの生活」を考えたときには、NGファッションの一つとなってしまいます。赤ちゃんとの生活には、吐き戻しや離乳食の遊び食べ、砂場での泥遊びなど、「汚れる機会」が付き物だからです。 たとえ自分自身で汚れないよう気を付けているつもりでも、汚れてしまった赤ちゃんを抱っこすれば、洋服へのダメージは避けられません。お気に入りの洋服であればあるほど、精神的なダメージも大きくなってしまうでしょう。 「洋服が汚れるから」という理由のみで、遊び食べや泥遊びを避けさせているのだとしたら、それは非常にもったいないこと。赤ちゃんの学びの機会を奪うことにもつながりかねません。 また赤ちゃんとの生活には、瞬発力も求められるもの。「自身が身につけている洋服のダメージ」が気になって、反応が遅れてしまうようなことがあれば、後悔につながってしまう可能性もあるのです。 高級ブランドのお気に入りの洋服は、赤ちゃんとの生活には不向きです。身につけるのは「赤ちゃんを預けて大人同士のお出掛けを楽しむとき」に限定し、普段はもう少しカジュアルな服装を意識するのがオススメです。
■新米ママNGコーデ:ニット素材の服
多くの女性にとって身近なニット素材ですが、実はこちらも、育児との相性が悪い素材だと言われています。中でも特に注意していただきたいのが、「日常的に抱っこ紐を使っている」というママたちです。 赤ちゃんとの生活を楽にしてくれる抱っこ紐は、赤ちゃんの重さを肩や腰に分散することで、負担を和らげてくれるアイテムです。ニット素材の洋服を着ていると、この「抱っこ紐が当たる部分」のみ、生地が劣化しやすくなり、毛玉や毛羽立ちなどのトラブルを引き起こしてしまいます。 またママに抱っこされた赤ちゃんは、ママの胸元に顔をこすりつけるような仕草をすることも、少なくありません。肌が敏感な赤ちゃんにとって、ニット素材でゴシゴシするのは非常に強い刺激となってしまいます。 こうした側面からも、NGファッションの一つとして捉えておくと良いでしょう。
■新米ママNGコーデ:露出度高めの服装
特に春から夏にかけて注意が必要なのが「露出度」についてです。赤ちゃんとの生活において、露出度が高すぎるファッションはNG。 赤ちゃんとの生活においては、子どもを抱き上げたり下ろしたり、何らかの対応をするためにしゃがみこんだりと、さまざまな動作を求められます。すると周囲の人たちに、「思わぬ角度から自身のファッションをチェックされる」ことになります。 胸元や足が見えすぎてしまえば、どことなくセクシーな印象につながってしまう危険性も。 こうしたファッションは、周囲のママたちに引かれてしまう原因にもなりかねません。悪い意味で目立ち過ぎないよう、周囲に対する配慮も忘れないようにしましょう。
■新米ママNGコーデ:ロングスカートやロングコート
スタイルを程よく隠しながらも、オシャレな雰囲気を作りやすいロングスカートやロングコートですが、赤ちゃんとの生活においては、こちらも注意が必要なファッションです。裾が長いデザインになっていますから、赤ちゃんの目線に合わせてかがんだときに、裾を引きずってしまう可能性も高いと言えます。 せっかくのロングスカートやロングコートも、裾が黒ずんでしまっては台無しです。意外と人から注目されやすい場所でもありますから、「身だしなみに清潔感がない」という印象を抱かれてしまう可能性もあります。 もちろん子どもに合わせてかがむたび、裾が汚れないよう配慮することも可能です。普段の生活の中で、「かがむたびにそれを意識するのは難しい」という場合には、別のデザインを選択した方が良いでしょう。
■新米ママNGコーデまとめ
子育て中のママにとって大切なのは、「動きやすく、子どもとの生活に順応しやすい服装」だと言えます。こうした洋服を正しく選ぶことが、育児の負担を軽減することにもつながるでしょう。できればその上で、今の自分に見合ったオシャレを楽しめるのが理想的です。 子どもとの生活にも順応しやすく、さらにオシャレでメンテナンスがしやすい服も、決して少なくありません。「どんなファッションを選べば良いのかな?」と思ったときには、先輩ママたちのファッションを参考にしてみるのも良いでしょう。 実用性とデザイン性を兼ね備えた優秀アイテムの情報や、ママファッションをオシャレに見せるためのコツなど、多くのポイントを学んでいけるはずですよ。ファッションを通じて、ママ友との話題も盛り上がるのかもしれませんね。