まるで「相席」しているかのアウェイ感(愛菜さん/28/パート)

幼いころから人としゃべるのが苦手で、ろくに友達がいない学生生活を送ってきました。でも、大人になれば少しは成長するもので、結婚して子どもができたいま、少ないながらもママ友を数人つくることに成功したんです。 気の知れたママ友とふたりきりなら、談笑したり他愛もない話をすることもできます。でも、大人数となると話は変わってきます。先日、ランチ会に招待され数人のママ友と遅れてお店に入ると、すでに10人ほどが集まっていて場が盛り上がっていました。

shutterstock_304350764

会話のじゃまをしないようにそっと空いている席に座り、自分の料理を注文…しかし、問題はここからです。大人数のなかで、どう振舞ったらいいか分からないんです。ましてや「なになに? なんの話?」なんて会話に入っていくなんて、絶対にできません。 結局、ろくに誰とも話すこともなく、終始食べることだけに集中してやり過ごしました。きっと回りのお客さんからからしたら、「たまたま10人のママ友に相席した、食べてばかりの三十路女」に見えたことでしょう。コミュ障って辛いです。