現代の“習い事”にはどんなモノが多い?
今と昔の“人気習い事”ランキング
続いては、子どもが“習い事を始めるきっかけ”を見ていきましょう。「らくらく連絡網」を運営する株式会社イオレは、2018年7月に「子どもの習い事に関するアンケート調査」を実施。「現在、習い事をしている子ども」の割合は、78.9%にまで達しているとのことです。
習い事の割合で高かったのは、トップから順に「水泳(35.6%)」「サッカー(25.5%)」「英会話(18.5%)」「ピアノ(17.1%)」「学習塾(14.3%)」。ちなみに“親世代”の「当時の習い事」トップ3は、「書道(49.6%)」「ピアノ(45.6%)」「学習塾(41.3%)」の順でした。
きっかけは“親の勧め”が1位!
「習い事を始めたきっかけ」を尋ねると、“親の影響”や“兄弟の影響”、“子どもの意思”など様々な回答が並びました。
「体力づくりや運動能力の向上に繋がるから」が55.4%
「子どもの意思」が52.4%
「子どもの好きなこと・得意なことだから」が32.4%
「将来的なスキルに繋がるから」が28.5%
「兄弟・姉妹が同じ習い事に通っていたから」が20.9%
接戦で「子どもの意思」よりも「親のすすめ」が1位となる結果でした。子どもにとって、小さい頃から「自分のやりたいこと」を見極めるのは難しいもの。やはり初めは“親の関与”が大切なのかもしれませんね。
文/古山翔