イクメンブルーを防ぐために“パパ友”を作ろう!
“イクメン”がもてはやされる時代は終わり、「父親も育児に参加するのが当たり前」の認識になった昨今は“イクメンブルー”という言葉も誕生。以前放送された『おはよう日本』(NHK)ではイクメンブルーを特集していました。
番組では、20~40代の父親1000人に行った調査結果を紹介。「仕事と育児の両立は必要?」という質問に、「そう思う」「ややそう思う」と答えた人の割合は合わせて80%になったことが判明しています。
しかし仕事と育児のワークライフバランスが取れず、うつ病になる男性も。父親になった人のうち、「子どもが生まれて3カ月までの間に、うつの傾向を示した人は16.7%いる」という調査結果があるのだとか。夜中までかかって残った家事を片づける父親も多く、追い詰められてイクメンブルーになる人が多いようです。
イクメンブルーを防ぐためには、“父親同士とのつながり”が大切。番組に登場した男性は、“パパ友”を作ったことで「心に余裕が出てきた」と語っていました。
イクメンという“言葉”が、父親の育児参加に大きく貢献したのも事実。近い未来にイクメンという“概念”が無くなるのかもしれませんね。
文/古山翔