いまやファッションアイテムとしても大人気の「古着」。フリマアプリでも手軽に手に入り、リメイクを楽しむママも多いようです。そんな〝庶民の人気アイテム〟もセレブにかかるとちょっと違った意味合いになるようで…「古着」から垣間見えたセレブとの格差、お聞きください!

 

それはリメイクじゃ…(茉央さん/33/事務員)

先日、ママ友と「古着のリメイク」の話で盛り上がっていました。私は裁縫が趣味なので、ママ友からちょっと破れた子ども服などをもらい、リメイクして息子に着せたりしています。捨てる寸前のものが生き返るなら、有効活用したほうがいいですもんね。 そんな話をしていたとき、あるセレブママが話しかけてきたんです。「リメイクだったら私もしてますわ」。大金持ちのこの発言に、ちょっと驚く私たち。(こういう人にも、節約感覚があったのか…)と親近感さえ感じていました。 ところが、です。彼女の言う〝リメイク〟は、私たちの想像するものとは大きくかけ離れていたんです。彼女が言うには「この前、祖母が着ていたカシミヤのコートを娘用にリメイクしたの」「少し色がくすんでいたから、表面をチンチラの毛皮に変えたの」と。

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「チンチラの毛皮…」どんなものなのかも、値段も、まったく分からないので相槌もうてず、軽く流して解散しましたが…家に帰って検索してみると、「チンチラの毛皮は世界三大毛皮のひとつ」「コートになるとお値段は数十万~数百万円」ということが判明。 なんと!? これはもう〝リメイク〟ではありません。セレブママよ…表面をすべてチンチラの毛皮にしたのなら、それはもはやカシミヤコートのリメイクではなく、「チンチラの毛皮のコート」です。