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生後数カ月の赤ちゃんは、あまりに可愛くてつい話しかけてしまいますよね。まだ喋れないと分かっていても、話しかけたくなるのが親心。しかし中には「何を話しかけていいのか分からない!」と悩むお母さんもいるようで…。

 

自然に赤ちゃんへ話しかける方法


とある女性は、生後5カ月の赤ちゃんを育てている真っ最中。特に夜泣きなどの心配もなく順調に育児をしているかと思いきや、彼女には大きな悩みがありました。それは赤ちゃんに何を話しかけていいのか分からないことです。「オムツ変えるよ」「ミルク飲む?」「お出掛けに行きましょうねー」「お家帰って来たよ!」といった日常会話はしていましたが、予防接種などで他のお母さんを見たときに「みんな自然に赤ちゃんと会話してる…」と感じてしまいました。

 

彼女は“赤ちゃんに申し訳ない”という思いから、大好きな歌を歌ってあげたり「ツンツン」「ニコニコ」などの擬音語を呟いてみたそう。しかし何度話しかけてもぎこちなくなって、仕舞いには「私って育児に向いてないのかな…」と思ってしまいます。そこで先輩ママたちに、「同じように話しかけが苦手で克服された方いらっしゃいますか?」「話しかける時にコツとかあれば知りたいです!」とアドバイスを求めていました。

 

先輩ママの語りかけ方法


彼女の心の叫びに対して、「自分も苦手です!」と賛同の意見が続出。「話しかけるのは大切な事とはわかってても、返事がないと虚しいというか…。意味あるのかなとか、変に考えちゃいますよね」「同じく語りかけが苦手です。ボキャブラリーなさすぎて毎日同じことしか話しかけてない」「家の中でもあんまり話しかけられないのに、外だとより恥ずかしくて無理」といった反響が起こっています。

 

また先輩ママたちからは「絵本や手遊び歌に頼るのがベスト! そのうち自然に話しかけられるようになります」「ブーブーとかバーバーとか赤ちゃんがしゃべるようになったら、自然に会話が出てくるよ!」「その時思ってることを話しかけるように声に出してみてください。いつのまにかたくさん会話ができるようなるから」「最初は独り言みたいでつまらないけど、少しでも反応する様になったら嬉しくなりますよ!」「あまり悲観的にならず、少しずつ話せるようになれば大丈夫」といったアドバイスが。

 

一方で「無理に話しかけなくていい」と考える人もいて、「わざとらしく会話すると、周りからしたら無理してるようにしか見えないです。お子さんの目を見てあげるだけで、話しかけなくても十分安心していると思いますよ」「正直ほとんど独り言だし、今くらいの会話で十分かと」「話しかけが上手に見えるお母さんは、実は2人目や3人目なのかもしれない。1人目の時は誰でも苦手だから」と励ましの声が上がっていました。

 

お母さんと赤ちゃんの会話内容


赤ちゃんへの語りかけにはさまざまなアドバイスが殺到していますが、実際に語りかけが得意なお母さんたちはどのような内容を話しかけているのでしょうか。あるお悩み相談サイトでは、「赤ちゃんに話しかける内容」が話題になっていました。

 

1番多いのが「ねんねしようね」「お腹空いたかな?」「お着替えしようね!」などの動作に関する会話。生後間もない赤ちゃんだとレスポンスが無いため、「会話を成立させようとするのは無理なので、基本的に“何をするのか”が話しやすい!」「睡眠や着替えは無言の方が逆にやりにくいし、返事はないけど許可をとるような感覚で会話してます」「今何をしているかを“実況”してると思えば、話しかけるより簡単」といった声が上がっています。

 

また“見た目”について話す人も多く、「純粋に可愛いと思うから、大声で『かわいいでしゅねー!』とか叫んじゃうよ」「『天使みたい!』と言いながらほっぺをすりすりすれば、笑ってくれるし“もっと話したい”って思える」と明かしていました。

 

無理に話しかけないで、自分が話したいと思うことを赤ちゃんに語り掛けてみましょう!

 

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文/河井奈津