夫婦の間において、大きな裏切りである「不倫」。身勝手な理由や自己中心的な行動で妻を傷つけたにもかかわらず、夫婦関係を修復する目的のためか、さらに身勝手を重ねた夫たち。妻の気持ちを逆なでする〝的はずれ〟なその言動の、一部始終をお聞きください。
死にたいのはこっち!(さおりさん/28歳/会社員)
娘が1歳になったばかりの頃、夫の不倫が発覚しました。「1年半続いていた」と言いますから、私が妊娠中から…夫曰く「性欲を発散する相手が欲しかった」というんですけど、結局自分勝手な理由ですよね。 妊娠中の体調の変化、仕事のやりくり、体力的に大変な家事…そして、なにより出産と育児。私が昼夜問わず悩み、何度も泣き、娘のためと思って耐えていた時期に、夫は他の女と楽しんでいたかと思うと、悔しい気持ちでいっぱいです。
「妊娠中の浮気」というショックは時が経っても癒えるものでもなく、幼い娘のことを思って悩みましたが、夫に離婚届を突きつけました。でも驚いたのはその後。なんと夫は、自殺未遂をしたんです。「君に捨てられたら生きる意味がない」とかなんとか言いながら…。 不倫したのは自分なのに、そのうえ身勝手に死にたがるなんて、意味が分かりません。辛い思いをして、ショックを受けたのは私の方です、身勝手すぎると思いませんか?